「うちの子、天才?」と思ってしまうかも!

さて、お次はこちら。さすがに耳の繊毛が傷みそうな激しい曲は未就学児にはちょっとという方にもおすすめです。

「うたって覚えよう 理科ソング 地学編 」(しちだ教育研究所)3200円(税別)

こちらは童謡のような穏やかな曲から、アップテンポでも児童の定番曲、エビカニミクス(ケロポンズ)のような、子どもが踊りだしたくなるようなリズムで構成されています。

楽しそうですぐに覚えられるにも関わらず、専門用語が満載です。

ボカロ曲では、1曲の中にまとめられていた「大気圧と天気」「堆積岩と火成岩」「示相化石と示準化石」そして「地震」項目が1曲ずつに細かく説明されながら、歌になっているのです。

先カンブリア記〜新生代までスラスラ言えたり、太陽系の順番も覚えられるし、星座の名前と位置、雲の種類の巻雲と巻積雲、巻層雲なども、こどもならではの暗記力で覚えてくれると「うちの子、天才?」と思えること間違いなしです。

小さい子ほど覚えてしまうので、気負わず、春の行楽ドライブ中のBGMとして聞いてみてください♪

地震分野についていえば、震源と震央、震度とマグニチュードの定義が歌になっています。

定義をさくっと言えるとかっこいいですよね。
「地震が起きた場所 震源♪」とか「エネルギーの大きさはマグニチュード♪」とか♪

このCDだけで中学校の地学分野は網羅してしまっています。そして、中学理科の知恵がきちんと身についていれば、天気図も読めるし、風が吹く方向も、星の位置もわかるので、アウトドアフィールドでのありえない事故が減るはずです。