感染症発生、非常事態宣言が発令された場合にも補償する(画像出典:写真AC)

損害保険ジャパン日本興亜は5月26日、海外進出企業向けに「海外非常事態対応費用保険(コンサルティングサービス付)」の販売を5日から開始すると発表した。日系企業の海外進出先で政情変化や大規模自然災害、感染症発生、非常事態宣言が発令された場合に、企業が従業員とその家族を現地から緊急避難させるための費用を補償するもの。付帯サービスとして、企業の海外進出の支援とリスク軽減を目的に、SOMPOリスケアマネジメントのコンサルティングサービスと、日本エマージェンシーアシスタンスの24時間初期対応が可能なサービスを提供する。

対象となる費用は、緊急避難または緊急帰国するために要した交通費・宿泊費、食費、危機管理などに関するコンサルティング費用、弁護士相談費用、海外赴任者が事故により就業不能となった期間の給与、再度赴任するための交通費など。

加入した顧客は、同社グループ会社のSOMPOリスケアマネジメントが提供する「海外セキュリティ訪問診断サービス」と「事前相談サービス」を利用できる。海外危機管理マニュアルや危機管理体制を構築するためのアドバイスだけでなく、可能緊急避難につながる可能性のある政治・治安リスクに関すること、緊急事態が発生した場合の現地情報や避難方法、対応全般に関することについて助言を受けられる。また、24時間初期対応が可能なコールセンターも開設する。

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(了)

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リスク対策.com:横田 和子