防災エコバッグとの出会い

さて、そんな中ではありますが、面白い出会いがありました。

以前、同じ太田プロの先輩である、ゴミ芸人・滝沢さんのゴミトークというライブに出演させていただいたことを書きました。芸人をする傍らゴミ清掃員として働く芸人さんたちが、ゴミ清掃あるあるから、はたまた環境問題までお話するライブです。

滝沢さんはゴミに関する本を何冊も出しており、先日ついに小池百合子都知事にゴミの出し方についてレクチャーするまでになっています。すごい!!

そんな滝沢さんから「今度、防災エコバックつくる人いるから紹介するわ!」と言われて、まつきさんのラインが送られてきました。防災バックをつくるということに興味を持ちましたが、果たしてエコバッグが防災バックになるの?だいじょうぶ?最初はそんな気持ちでした(どんな気持ちかはお察しください)。

しかし、まつきさんの想いを伺うと、私の防災バッグへの想いとはまた違った視点があり、とても面白いと思いました。

デザイン会社にお勤めのまつきさん、現在、防災エコバックをつくるプロジェクトでクラウドファンディングを行っています。

 
大量生産・大量消費の流れの中に身を置いて仕事をする中で、自分が作っているものは、社会や環境に負荷をかけているのではないか、と感じる場面が何度もありました。
そんな毎日から、環境問題に興味を持ち、もっと、長く愛用してもらえて、環境にも優しいプロダクトをデザインして、環境問題の解決に貢献できないか、と考えるようになりました。

https://readyfor.jp/projects/ecobagから抜粋

まつきさんの想いは、環境問題です。私も以前から、防災を突き詰めていくと環境問題に行き着くなあと感じていました。このことは、あまたつさんの講演会でのお話で確信につながりました。

30年前から環境漫才をされ、環境大臣賞を受賞されている林家カレー子師匠は、相方であるライス師匠を2年前に亡くされてから、娘である林家まる子さんとコンビを組まれ、環境漫才を続けられています。まる子さんは環境漫才を始める中で、防災士の資格も取得されています。環境問題と防災は切っても切れないものなのです。

しかもまつきさんは、以前私がゴミトークの中で話したパラコードにピンときたとおっしゃってくださり、防災バッグにもなるエコバックの取っ手にパラコードを採用しているのです。