2017/08/17
防災・危機管理ニュース
消防庁は7月28日、2016年の火災状況について発表した。総出火件数は前年比5.8%減少の3万6831件で、過去10年間で最低。総死者数も7.1%減の1452人。出火原因の1位は放火だった。
総出火件数を内容別に見ると建物火災が前年比5.4%減の2万991件。建物火災のうち、住宅火災は6.1%減の1万1354件。車両火災が3.2%減の4053件、林野火災が7.1%減の1027件、船舶火災が25.8%減の72件、航空機火災が57.1%減の3件、その他火災が7.2%減の1万685件で、すべての種別で減少となった。
火災による死者は7.1%減の1452人で、放火自殺者などを除く住宅火災による死者は3.2%減の885人。住宅火災の死者のうち65歳以上の高齢者は1.3%増の619人で、住宅火災の死者の69.9%を占めている。
出火原因は放火が3586件で11.1%減。放火の疑いも9.8%減ながら2228件あり、両者の合計は10.6%減の5814件。次いで多いのがたばこで4.3%減の3483件、こんろが10.3%減の3136件、たき火が7.9%減の2124件。
■ニュースリリースはこちら
https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h29/07/290728_houdou_1.pdf
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09
-
被災施設への再入場判断「戻ってはいけない」では解決しない避難後の問題
大地震が発生し、安全な場所へ避難して一息つくと、人々には「ひとまず危険のピークは過ぎた」という根拠なき安心感が芽生える。そして、さまざまな理由で「避難してきた場所に戻りたい」といった気持ちが生じる。しかし、被害がどの程度なら戻ってよいのかについての明確なルールや事例は、どこを探してもあまり見当たらない。 国には応急危険度判定という仕組みや、施設管理者が建物を緊急点検するための指針などもある。が、これらは避難直後の「戻りたいニーズ」に応える仕組みではない。ここに、避難直後の「再入場」という古くて新しい問題がある
2026/09/09
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方