2016/04/05
ニュープロダクツ
扱いやすく保管が簡単
本田技研工業株式会社(HONDA)が開発した発電機「エネポ」は、鍋や焼き肉をするときに使う卓上カセットこんろ用のカセットボンベで動く。専用の容器が必要なガソリンと違い、持ち運びやすく、手軽に扱うことができる。一般的なカセットボンベのため、自宅での保管も楽だ。ちなみに、ガスボンベ内部のブタンガスは変質しないため使用期限はないという。メーカーでは「古い容器を使用する場合はサビの有無を確認し、サビが発生している場合はその部分からガス漏れがないことを確認してなるべく早く使い切ってほしい」としている。
燃料をセットするには、カセットボンベをガイドに沿って2本差し込み、レバーを押さえて固定するだけ。初めての人や機械が苦手な人も手軽に、安心して使うことができる。また、凹凸が少ない縦型のスリムなデザインのため、余計な場所を取らず収納することができる。車載時には横倒しで置くことも可能だ。
また「エコスロットル」をONにしておけば、それほど消費電力が大きくない機器を使うとき、ガスを余分に使うことなく必要な分だけ電気を作れる。発電量は1台で900VAで、二台連結も可能。連続運転時間は最大約2.2時間。価格は11万円(税抜き)。
問い合わせ先:Honda発電機 取扱店
http://shopsearch.honda.co.jp/power/area/cat_generator/op_shopping/
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方