2024/10/28
防災・危機管理ニュース
東京電力は28日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を再開した。9月10日に着手したが、同17日にデブリ回収装置のカメラが映らなくなるトラブルが発生。交換作業などで1カ月余り中断していた。回収まで2週間程度かかる見込みといい、成功すれば廃炉に向けた工程は新しい段階に入る。
遠隔操作で「テレスコ式」と呼ばれる釣りざお状の回収装置を原子炉の格納容器内に投入。先端部の爪をケーブルで下ろし、底にたまったデブリから最大3グラム程度を採取する。回収したデブリは日本原子力研究開発機構の施設で分析する予定。
爪を下ろしてデブリを採取する手前まで作業を進めたが、9月17日に回収装置先端にあるカメラ2台が映らなくなり中断。手作業で今月、新しいカメラと交換した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/18
-
-
-
-
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方