2024/11/01
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】スペイン東部バレンシア自治州の災害対策本部は1日、大規模洪水による州内の死者が202人に達したと発表した。近隣2州での3人の死者を含め、犠牲者は計205人となった。不明者の捜索は続いており、さらに犠牲が増える可能性もある。
トレス地域政策相は10月31日の記者会見で、まだ「何十人もの不明者」がいると述べていた。
スペインでは同29~30日、東部から南部にかけて集中豪雨に見舞われた。短時間での記録的な雨量について、専門家らは温暖化を背景とした異常気象の可能性を指摘。行政による避難指示や救助隊派遣の遅れが被害拡大を招いたという批判も上がっている。
〔写真説明〕1日、洪水被害に見舞われたスペイン東部バレンシアで、復旧作業に当たる人々(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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