2025/01/15
防災・危機管理ニュース
デジタル庁は15日、石川県と協力し、災害時に停電や通信遮断が生じた場合でも、衛星通信サービス「スターリンク」と可搬型バッテリーを使って、避難所運営業務システムの稼働を継続できるか検証する試験を金沢市で行った。同県や県内市町の職員を対象にスターリンクの設置訓練も実施した。
同庁は、避難所運営業務の効率化に向けて、避難者がマイナンバーカードを用いて入所手続きなどを済ませることができるシステムの普及を目指している。
同日の試験では、こうしたデジタル技術を活用した避難所運営業務システムが、停電と通信遮断時にも連続して稼働できるか確かめるため、バッテリーの消耗速度などを計測した。2月にはマイナカードを使った入所手続きの実証実験も行う予定だ。
〔写真説明〕衛星通信サービス「スターリンク」の設置訓練に参加する石川県職員(右)=15日午後、金沢市
〔写真説明〕デジタル庁の訓練で衛星通信サービス「スターリンク」のアンテナを設置する石川県職員=15日午後、金沢市
(ニュース提供元:時事通信社)


- keyword
- 避難所
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方