2025/01/23
防災・危機管理ニュース
日本民間放送連盟(民放連)の遠藤龍之介会長は23日、記者会見し、中居正広さんの女性トラブルを巡る対応が批判されているフジテレビについて、「結果的に民放全体の不信感を招いている」と懸念を表明し、信頼回復のための取り組みを進めるよう要望した。
企業の間で同局でのCM放映を差し止める動きが急拡大する事態になっており、遠藤会長は「災害で全局に波及することはあったが、特定の局に限ったことは私の経験では初めて」と語った。
また、会見終了後にフジテレビ副会長の立場で応じた取材では、「フジテレビは傲慢(ごうまん)ではという意見がネットであふれている。『企業風土の改善が必要』ということで言うと、かなり根源的なことと言わざるを得ない」との認識を示した。
また、同日発表された中居さんの引退については「ご本人の判断なので申し上げることはない」としながらも、「今後、(フジの)調査委員会でさまざまなことをうかがう予定の1人。できれば真摯(しんし)に対応してほしい」と述べた。
〔写真説明〕定例記者会見で話す日本民間放送連盟の遠藤龍之介会長=23日午後、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方