海外リスク
-
激動の2025年が始まる
激動の予感をはらんで2025年がスタート。今号はリスク対策.com の連載陣から、2025年に注視するリスクと企業が取り組むべき対策についてメッセージをいただきました。恒例の事例紹介は、降りかかる危機を教訓に課題の検証と改善を続ける企業を取り上げています。今年もリスク対策.comをよろしくお願いします。
2025/01/05
-
米、USスチール買収を阻止=同盟国でも安保懸念、日鉄は提訴も―バイデン大統領が正式発表
【ワシントン時事】バイデン米大統領は3日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を中止するよう命じた。製造業を支える鉄鋼メーカーが海外企業に買収されれば、安全保障上の懸念が生じると判断。原則として30日以内に買収計画を「完全かつ永久に放棄」する措置を講じるよう求めた。
2025/01/03
-
米国で対中投資規制発効=ハイテク分野、対立激化は不可避
【ワシントン、北京時事】バイデン米政権によるハイテク分野の対中投資規制が2日、発効した。中国が外国の資金や技術を使って軍事強化を図るのを防ぐ。20日就任するトランプ次期大統領は対中強硬姿勢を強めており、米中対立の激化は不可避の情勢だ。 規制は昨年10月に発表された。
2025/01/03
-
空港・航空会社に家宅捜索=179人死亡の旅客機事故―韓国警察
【ソウル時事】韓国メディアによると、同国南西部全羅南道の務安国際空港で179人が死亡した旅客機事故を巡り、地元警察の捜査本部は2日、空港の事務所や管制塔、事故機を運航した格安航空会社(LCC)済州航空のソウル事務所などに家宅捜索に入った。業務上過失致死傷の容疑で捜査する。
2025/01/02
-
酒場で銃乱射、12人死亡=モンテネグロ
【ベルリン時事】旧ユーゴスラビアのモンテネグロ南西部ツェティニエで1日、45歳の男が酒場などで銃を乱射し、子ども2人を含む12人が死亡した。AFP通信などが伝えた。男は直前に酒場で大量に飲酒し、乱闘騒ぎに加わっていたもよう。テロとの情報はなく、警察が詳しい経緯を調べている。
2025/01/02
-
トランプホテル前でテスラ車爆発=1人死亡、テロ視野に捜査―米ラスベガス
【シリコンバレー時事】トランプ次期米大統領の一族企業が経営する西部ネバダ州ラスベガスのホテル前で1日、電気自動車(EV)大手テスラのピックアップトラックが爆発・炎上した。車内にいた1人が死亡し、7人が軽傷を負った。警察と連邦捜査局(FBI)は、テロの可能性も視野に捜査している。
2025/01/02
-
米南部で車突入、15人死亡=ISの旗所持、テロ事件
【ニューヨーク時事】米南部ルイジアナ州ニューオーリンズの繁華街で1日未明、群衆に車が突っ込み、米メディアによると、少なくとも15人が死亡し、35人が負傷した。警官と銃撃戦になり、運転していた男は死亡した。
2025/01/01
-
ロシア、日韓攻撃対象リストを作成=奥尻島基地、関門トンネルなど―英紙
英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は12月31日、西側筋から提供されたという機密文書を基に、ロシア軍が日本や韓国との有事に備え、160カ所に及ぶ詳細な攻撃対象リストを作成していたと報じた。半分近くが民間インフラ。
2025/01/01
-
NY株、3日続落=年間では13%上昇
【ニューヨーク時事】2024年最後の取引となった31日のニューヨーク株式相場は、手掛かり材料に欠ける中、利食い売りが先行し、3営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比29.51ドル安の4万2544.22ドルで終了。
2025/01/01
-
ホテル火災で邦人2人重傷=タイ・バンコク
タイの首都バンコクの繁華街カオサン通り近くのホテルで29日夜、火災が発生し、外国人3人が死亡、少なくとも7人が負傷した。バンコク・ポスト紙などが伝えた。日本大使館関係者によると、いずれも30代の邦人男女2人が巻き込まれ、病院に搬送された。2人とも重傷という。 ホテルは6階建てで、5階付近から出火。
2024/12/30
-
「ロシアがもみ消し」と不信感=墜落原因は対空砲火―アゼルバイジャン大統領
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は同国の旅客機墜落について、地上からの対空砲火で機体が損傷を受けたという初期の証拠があるにもかかわらず、ロシア側が「問題をもみ消そうとした」と不信感を示した。29日の国営テレビのインタビューで述べた。
2024/12/29
-
エンジン停止でブレーキ故障か=連結の油圧系に異常の可能性―韓国機事故
【ソウル時事】韓国・全羅南道の務安国際空港で29日に起きた旅客機事故に関し、韓国メディアは、鳥類がエンジンに衝突する「バードストライク」の影響で着陸時にブレーキの役割を果たす車輪(ランディングギア)が故障し、減速できなかったとの見方を伝えた。
2024/12/29
-
高速で壁に激突、炎上=乗客メッセージ「着陸できない」―韓国機事故
【ソウル時事】着陸装置を出さずに高速で地面を進む機体は、壁に激突して赤い炎に包まれた―。韓国・全羅南道の務安国際空港で29日に起きた旅客機事故では、搭乗者の多くが着陸に失敗した機体から投げ出されて死亡した。 「ガス爆発のような大きなごう音」「ドカンという音とともに空中に黒い煙が立ち上った」。
2024/12/29
-
韓国で旅客機が着陸失敗、179人死亡=バードストライク、車輪出ず炎上―バンコク発LCCのボーイング機
【ソウル時事】韓国南西部・全羅南道の務安国際空港で29日午前9時3分(日本時間同)ごろ、乗客乗員181人が乗った旅客機が着陸に失敗して炎上し、消防当局によると、179人が死亡した。客室乗務員の男女2人が救助され、病院に搬送されたという。
2024/12/29
-
グローバリズムの終焉
トランプ氏の米大統領再選で社会の分断が進むといわれますが、むしろ社会の分断がトランプ氏を生み出したのでしょう。その分断の原因がグローバリズム。世界の同一化を基本理念とするがゆえ、価値の多様化を否定する構造をはらみ、それが分断を生み出して、世界中で衝突が起きています。多様な価値観が跋扈する環境下での生き残りを考えます。
2024/12/29
-
タリバン、パキスタンに報復攻撃か=死傷者情報も
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の国防省は28日、国境線を越えた複数箇所を攻撃したと発表した。隣国パキスタン領内を指すとみられ、同国軍が24日に実施したアフガンへの越境攻撃に対する報復とみられる。
2024/12/28
-
「気象観測目的で合法」=日本EEZ内のブイ―中国外務省
【北京時事】沖縄県・与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国が設置したとみられる海上ブイが新たに一つ確認されたことについて、中国外務省の毛寧副報道局長は27日の記者会見で「中国が管轄海域に設置したブイは気象観測目的で合法だ」と主張した。
2024/12/27
-
2月総選挙、正式決定=ドイツ大統領が議会解散
【ベルリン時事】ドイツのシュタインマイヤー大統領は27日、連邦議会(下院)の解散を表明した。当初来年9月の予定だった総選挙を2月23日に前倒しすることを正式に決めた。今月、信任投票を否決されたショルツ首相の提案を受けた対応。
2024/12/27
-
「ロシア撃墜説」くすぶる=カスピ海岸の旅客機事故
カスピ海東岸の中央アジア・カザフスタン西部に25日、旅客機が墜落して38人が死亡した事故で「ロシア軍による撃墜説」がくすぶっている。本来の目的地であるロシア南部チェチェン共和国に当時、ウクライナのドローンが飛来していたためで、防空ミサイルによる誤射の可能性を内外メディアが報じた。
2024/12/26
-
シリア各地で衝突、多数死亡=前政権関係者や少数派が反発
【イスタンブール時事】在英のシリア人権監視団などによると、シリア北西部タルトス県で25日、アサド旧政権下の元司法当局者を追跡していた治安部隊が武装集団と衝突し、治安要員14人を含む17人が死亡した。中部ハマでも治安部隊が何者かに襲撃され1人が死亡。
2024/12/26
-
カザフで旅客機墜落=67人搭乗、生存者も
カスピ海に面する中央アジア・カザフスタン西部アクタウ近郊で25日、空港に着陸を試みたアゼルバイジャン航空のエンブラエル190型旅客機が墜落した。ロシア通信などが伝えた。乗客62人と乗員5人が乗っており、生存者20人以上が病院に搬送されたほか、現場では犠牲者の遺体収容が進められた。
2024/12/25
-
パキスタンが越境攻撃か=TTP指導者標的の可能性―アフガン
【ニューデリー時事】アフガニスタン東部パクティカ州の対パキスタン国境地帯で24日夜、複数の村がパキスタン軍によるとみられる越境攻撃を受け、現地報道によれば、子供を含む15人が死亡した。完全に破壊された村もあるといい、犠牲者は増える恐れがある。
2024/12/25
-
1200人が避難生活=地震から1週間、豪雨も警戒―バヌアツ
【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツの地震は24日、発生から1週間が経過した。国連によると、被害の大きかった首都ポートビラを中心に、なお1200人以上が避難所やテントでの生活を余儀なくされている。年末にかけて豪雨も予測されており、災害の拡大を警戒している。
2024/12/24
-
早期のガザ停戦期待=シリア暫定政府には警戒感―駐日イスラエル大使
イスラエルのコーヘン駐日大使は24日、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦と人質解放を巡る交渉は「過去数カ月よりも合意の可能性が高まっている」と述べ、早期妥結に期待を示した。東京都内で時事通信のインタビューに応じた。
2024/12/24
-
中国人労働者163人を保護=BYD工場建設で「奴隷扱い」―ブラジル
【サンパウロ時事】ブラジル労働検察庁は23日、中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)がブラジルに建設中の工場で中国人とみられる労働者が奴隷同様の扱いを受けていたとして、163人を保護したと発表した。 工場はブラジル北東部バイア州カマサリに建設。
2024/12/24