2025/03/04
防災・危機管理ニュース
三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、脱炭素を目指す金融機関の国際的な枠組みから脱退することが4日、分かった。トランプ米政権下で化石燃料産業への融資を制限することに批判が強まっており、米国では主要銀行の脱退が相次ぐ。邦銀の脱退は初で、日本でも今後、同様の動きが広がる可能性がある。
脱退するのは、2050年までに温暖化ガスの排出量実質ゼロを目指す「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」。三井住友FGは脱退理由について、「国際的な動向を総合的に踏まえて判断した」と説明。脱退後も脱炭素関連の取り組みや投融資は継続する方針だ。
〔写真説明〕三井住友フィナンシャルグループ
(ニュース提供元:時事通信社)

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