2025/12/12
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは11日、人工知能(AI)新興の米オープンAIと提携し、ミッキーマウスなどの人気キャラクターを同社のサービスで生成できるようにしたと発表した。世界屈指の知名度とブランド力を持つディズニーがAIによるキャラの生成容認へ転換した今回の判断は、日本を含め、今後のAIとコンテンツ産業の関係に影響を与えそうだ。
発表によれば、ディズニーはオープンAIに10億ドル(約1550億円)を出資。3年間のライセンス契約により、オープンAIの動画生成AI「Sora(ソラ)」の利用者はディズニーやスター・ウォーズなどに登場する200以上のキャラを文章による指示で簡単に生成できるようになる。
ディズニーは自社の著作物管理に厳しいことで知られ、今年6月には画像生成AIを提供する米新興企業を著作権侵害で提訴していた。ディズニーのアイガー最高経営責任者(CEO)は11日の声明で、「クリエイターとその作品を守り、尊重しながら生成AIを通して私たちの物語の届く範囲を拡大していく」と述べた。
両社は契約の詳細について発表しなかったが、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、オープンAI側はキャラクターを利用する権利に対し補償金を支払う。ディズニー側にはAI時代に対応した収益源を確保する狙いもあるとみられる。
〔写真説明〕米ウォルト・ディズニーのアイガー最高経営責任者(CEO)(左)とミッキーマウス=2018年10月、ロサンゼルス(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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