2019/09/06
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
妖しく光る「ノロわれた部屋」
そこで、ここからノロウイルスを含む災害時のおう吐下痢症の発生や対処法を説明するわけですが、その前にこのノロわれた部屋の元祖バージョンをご紹介します。元祖「ノロわれた部屋」は、事前準備がもう少し必要です。写真をご覧ください。

ダンボールでトイレが作られています。ノロわれた感、満載の力作です。この暗い雰囲気と言ったら!

ここに子どもたちはブラックライトを持って入り、どこがノロわれているかチェックします。探索好きのこどもたちは、列に並んでまで、チェックしに来てくれますよ。
ノロわれた場所は、手で押すタイプの「流す」ボタンやトイレットペーパーのカバーの部分、手洗いの蛇口、床下の飛び散りなどがあります。こどもたちはちゃんと見つけます。もっとも、ところかまわずブラックライトをあてまくるので、見つけられるのですけどね。そんな、子どもたちでも見落としやすい場所があります。それはドアノブです。トイレの後の手洗いの重要性がわかりますね。

ここでは、ドアノブがちゃんと紙コップで制作されているのです。しかも「手洗いのお約束」まで貼っているという、子どもが使うトイレ再現率がハンパない力作です。
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
-
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方