2016/12/08
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
ハラスメントの判断基準は相手側にある
「嫌がっているとは思わなかった」・・・・・
まったくどうして社会人まで自分基準なのでしょうか?判断基準は相手にあるので、自分の判断は関係ないのです。
被害者がイヤだと思えば、それは性暴力 ということが小学生むけ冊子にも書かれています。
デートDVでも、
言いたいことを言っただけだからいいのでは?なぜそれが暴力なの?という事例について、相手の気持ちに反していればデートDVになる例がわかりやすく紹介されています。
相手を意志に反していれば、ハラスメントに該当するのです。いじめや性犯罪の加害者にならないためにも、かけ声だけに終わらない、相手の意志を確認する体験が日常生活にもっと必要だと感じます。
そんなわけで、福島から転校してきたこどもたちに、偏見に満ちた呼び名をつけてしまうことも、大学生や大人の性犯罪で、自分基準を出して「大丈夫だと思った」とのうのうと言えることも、相手の意志を大切にできないとハラスメントになるという、単純な事がまったく浸透していないのではないかと思うのです。
報道を見ても、加害者がこう思ったと記述されているだけで、それがどう間違っているか明記されていることは少ないです。この手のニュースを何度見ても、もしかしたら何が悪いかわからない人がいるのでは?とも思います。『相手の意志に反すればハラスメント』。その事がわかりやすく広まればと思います。
大学生の性について、親子のための性教育講座を開催している麻の実助産所助産師の「にんしんSOS東京」副代表土屋麻由美さんからコメントをいただきました。
なぜ、立派な優秀なはずの彼らが、もう少し、性や人権について学んだり、考えたりする機会がなかったのでしょうか?人の尊厳について考えたりしてこなかったのでしょうか?自分の性欲を抑えること、コントロールすることが出来なかったのでしょうか?
誰か1人でもやっぱりマズイから止めようと言えなかったのか、とても残念でなりません。
レイプを受けた女性がその後、どのような人生を送ることになるのか、全く考えていない、身勝手な行動です。そして、相手から訴えを起こされたら、自分の人生も台無しになるということが全く分かっていません。
人はプライベートゾーン(水着で隠れるところ)やプライバシーを守られてこそ、安心して、安全に、そして自由に生きることができます。そこが守れないようなことをすることは、暴力であって、決してしてはいけないのだと、はっきりと、子供の頃から、繰り返し繰り返し教えることが、親を始め、大人たちの役割だと思います。
勉強ができることが、その人を素晴らしくさせているのではなく、人を思いやれたり、命や人のからだやこころを大切に考えられたり、身につけた知識、能力を、人や社会のために使うことのできる人が本当の意味で、素晴らしい人だと言えるのだと思います。
(麻の実助産所助産師「にんしんSOS東京」副代表/土屋麻由美さん)
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