Wi-Fi 型スマートロック「RemoteLock」

株式会社構造計画研究所は17日、LockState社(本社:米国コロラド州)が開発したWi-Fi型スマートロック「RemoteLock」を日本で販売開始したと発表した。暗証番号を利用し開閉。鍵の紛失や盗難を防止し、居住者の安全性を高める。

同製品は管理者向けクラウドシステム「LockState Connect」上でアカウントを作り、任意で設定する4~10桁、または自動的に発行された4~6桁の暗証番号で鍵を開けられる電子錠。

暗証番号はクラウド上で管理するため、現地に赴いての設定や、鍵の持ち運びは不要だ。利用者は暗証番号を入力するだけで開閉が可能。またインターネット経由で鍵を管理することができるので、外出先から施錠確認や鍵の開閉ができる。

管理者は暗証番号の即時設定や変更ができる。例えば賃貸住宅に導入した場合、従来入居者が代わるたびに必要だった鍵交換は暗証番号の変更で済むようになる。また、複数の施設のセキュリティも遠隔地から一元管理できる。

暗証番号を入力して解錠するとメールで自動通知し、入退室履歴をクラウド上で確認できる。電池駆動で、Wi-Fi によるワイヤレス接続をするので、LANケーブルや電源コードなどの配線が不要。電池の残量はクラウド上で確認でき、電池残量が少なくなるとメールで自動通知する機能がある。

同社は、2020年度には国内での単年度売り上げ25億円を目指す。

■RemoteLock公式サイト
http://remotelock.kke.co.jp/

(了)