2020/03/26
WITHコロナのBCP

東京都の小池知事が、ロックダウン(都市封鎖)の可能性について言及したことで、都内の各企業からは、実際に封鎖されたらどのような事態になるのか、不安ととまどいの声があがっています。
では、ロックダウンとはどのような事態をいうのでしょう?
東京都総合防災部によると、「諸外国で行われている外出禁止令のような事態をイメージして使っている言葉」ということですが、実際には「法律(※新型インフルエンザ等対策特別措置法)の範囲内を前提に、外出自粛を要請したり、イベントの自粛などを要請させていただくことになる」ということです。つまり、一般市民に対して罰則が伴うほどの強制力を伴うものではないということです。
新型インフルエンザ等対策特別措置法では、首相が地域と期間を定めて「緊急事態宣言」を発令し、それを受け、都道府県知事が、外出の自粛要請や、興行場・催物などの制限について要請・指示することになります。政府の「基本的対処方針」の原案では、要請期間は「21日程度」が適当とされているようです。
海外のニュースを見ていると、不要な外出をすれば罰金が課せられたり、レストランが強制的に営業を中止させられたり、あるいは中国武漢市のように交通まで完全に遮断されることを想像してしまいますが、現行の特措法はそこまでの強制力がありません。
WITHコロナのBCP の他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/04
-
-
-
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方