2020/06/01
葛西優香の23区防災ぶらり散歩
タイムラインを知った第19回目の会議
「当然だけど、各町会の組織の状況や抱えている不安は千差万別。それでもとにかく『地域』としてまとめていきたかったので、町会の垣根を超えてグループを構成し、話し合いを続けました」
そうして迎えた19回目の会議は『タイムライン』の勉強会となりました。東京都が発信している『マイ・タイムライン』です。
東京都防災ホームページ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/mytimeline/
「水害が想定されている時に、自分がいつからどこに避難するかを時系列に事前にまとめておく取り組み。この話を聞いた時、一個人ではなく、この会議で大切にしてきた『地域』でタイムラインを検討しなければならないのではないかという話が委員の皆さん、そして一緒に活動をしてくれていた松尾先生からも出たのです。そこからこの水害委員会では『コミュニティ・タイムライン』の作成に励んできました」
※コミュニティ・タイムラインは風水害の予報や河川水位情報などをもとに避難のタイミングや取るべき防災行動を地域で話し合い、いつ、だれが、何をするかを定めた行動計画
「水害が来ることを想像して、避難する過程でどんなことが想定されるのか、とにかく自分たちが思ったことをどんどん出していきました。出しては整理、出しては整理で、コミュニティ・タイムラインを作成していきました。綺麗にまとめることが目的化してしまいそうになったけど、できるだけ早まらないよう今も話し合いを続けています。参加している人が主体的に考えられる場をつくることが私の役割だと思っています」
このように、自分たちの手による主体的な計画づくりが行われています。
- keyword
- 23区防災ぶらり散歩
- 23区
- 足立区
- コミュニティ・タイムライン
- 台風19号
葛西優香の23区防災ぶらり散歩の他の記事
- 第22回【特別編】再考 コロナ禍における避難
- 第21回【足立区・続編】「地域のために」できること
- 第20回【足立区】携わってわかる「自分ごと」の大切さ
- 第19回【千代田区・続編】企業の防災活動
- 第18回【千代田区】(下)「天下の千代田区」が乳幼児向け防災訓練に力を入れる理由
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方