2020/05/14
パンデミックと心のレジリエンス
■レジリエンスとは何だろう?
世の中には「どうすればあのようになれるのだろう!?」と思えるような精神の持ち主がいるものです。例えば仕事で大きなミスをやらかし、社長から厳しく叱責される。にもかかわらず、翌日には何事もなかったかのように笑顔で出社し、元気よく仕事をこなす人がいます。プロジェクトがつまずき、メンバーたちの間に深い諦めムードが広がる中、黙々と成功の機会を狙って試行錯誤を繰り返し、周囲を説得し続けるリーダーがいます。
こうした人々には、ある共通した特徴が見られます。それは「レジリエンス」を持っていること。レジリエンス(Resilience)とは「回復力」「適応力」の意で、一言でいえば「逆境を乗り越える力」のことです。
レジリエントな(レジリエンスを身に付けた)個人は、現状を、未来を、自分の意志と行動力で変えられると考えます。たとえ途中でつまずいても、それによって自分を貶めたり、人のせいにしたりはしません。気持ちを切り替え、現実を見すえて目標に向かって着々と歩むことができます。
レジリエントなリーダーは「言葉」に気を配ります。パワーではなく、理解と調整力で周囲を巻き込み、目標を達成させます。固定観念にとらわれず、楽観的で、問題を解決する能力があります。
レジリエントなチームは、ゆるぎない目標を共有しています。その目標達成のために自分ができること、できないことを見定めます。たとえ自分の力量を超えたミッションであっても、それをメンバー同士で補完し、シナジーを生みだす力にします。
パンデミックと心のレジリエンスの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/29
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方