2020/05/14
パンデミックと心のレジリエンス
■レジリエンスとは何だろう?
世の中には「どうすればあのようになれるのだろう!?」と思えるような精神の持ち主がいるものです。例えば仕事で大きなミスをやらかし、社長から厳しく叱責される。にもかかわらず、翌日には何事もなかったかのように笑顔で出社し、元気よく仕事をこなす人がいます。プロジェクトがつまずき、メンバーたちの間に深い諦めムードが広がる中、黙々と成功の機会を狙って試行錯誤を繰り返し、周囲を説得し続けるリーダーがいます。
こうした人々には、ある共通した特徴が見られます。それは「レジリエンス」を持っていること。レジリエンス(Resilience)とは「回復力」「適応力」の意で、一言でいえば「逆境を乗り越える力」のことです。
レジリエントな(レジリエンスを身に付けた)個人は、現状を、未来を、自分の意志と行動力で変えられると考えます。たとえ途中でつまずいても、それによって自分を貶めたり、人のせいにしたりはしません。気持ちを切り替え、現実を見すえて目標に向かって着々と歩むことができます。
レジリエントなリーダーは「言葉」に気を配ります。パワーではなく、理解と調整力で周囲を巻き込み、目標を達成させます。固定観念にとらわれず、楽観的で、問題を解決する能力があります。
レジリエントなチームは、ゆるぎない目標を共有しています。その目標達成のために自分ができること、できないことを見定めます。たとえ自分の力量を超えたミッションであっても、それをメンバー同士で補完し、シナジーを生みだす力にします。
パンデミックと心のレジリエンスの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/31
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方