サイバーセキュリティ研修をオンライン上で学べる研修プログラム「CSX」の画面
 

通信機器ベンダーのアライドテレシスホールディングス子会社で教育事業を行うアライドテレシスアカデミーは17日、米国の情報セキュリティー監査団体ISCAが開発したサイバーセキュリティ分野の研修プログラム「CyberSecurity Nexus(CSX)」を2月1日から国内で初めて販売すると発表した。

プログラムはすべてオンライン上で受講。指定のURLにログインすることですぐに始められ、特殊な機材やシステム構築が不要。中断・再開も自由にできる。

内容は9コース、全109ラボで構成。初級・中級・上級と段階的に学び、サイバーセキュリティの基本知識の習得、パケット分析、ネットワーク構成学習、Linuxなどを習得。また実際にサイバー攻撃を受けているネットワーク環境を再現して課題対応能力を磨く「チャレンジ」コースも含まれる。

1ラボあたり2時間、全218時間を修了することで、組織内のITセキュリティー専門家として「CSX fundamentals」と「CSX Practitioner」の2資格を取得できる。1年間の有効期限で学習できるライセンスが1ユーザー当たり69万円。今後は講師と対面で学べるブートキャンプも開催する予定。

アライドテレシスアカデミーの小林忍社長は「これまでサイバーセキュリティ人材の育成は重要性が増す一方で、環境設備やハンズオン研修に費用が高く、一社で取り組むには敷居が高かった。今回バーチャルラボ学習形式によって低価格で実現できることにワクワクしている」と話している。

■ニュースリリースはこちら
http://www.at-academy.co.jp/?p=396

(了)

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リスク対策.com:峰田 慎二