2018/03/05
ニュープロダクツ
リコージャパンとスカパーJSATは2日、 災害時に対策本部と災害地域などの遠隔地を衛星通信で接続し、映像や音声などを通じて迅速に情報伝達・共有を行うことを支援するビジュアル情報衛星通信システムの提供で、5日から共同提案していくと発表した。災害医療分野の現場や、災害時の防災拠点、防災意識の高い地方自治体やインフラ企業に向けて共同提案していく。
スカパーが提供するのは 衛星通信サービス 「ExBird(エックスバード)」。災害時に地上のインターネット回線や電話回線が断絶した場合でも、同社が所有管理する人工衛星を介して音声通話やインターネット接続を利用できる。リコーが提供するウェブ会議システム「リコー UCS」や電子ホワイトボード「リコー IWB」と組み合わせることで、電話や防災無線では伝えられない地図・写真・映像・手書き図などビジュアル情報を伝達・共有できる。
災害時の通信手段としては、衛星電話やMCA無線が普及している。だが災害対策本部で被災した遠隔地の災害情報を集約することが求められる現場では、道路の普通や浸水地域などの災害情報を通話音声のみで伝達するのが難しいという課題があった。
リコーとスカパーは、2011年の東日本大震災以前から「事業継続コンソーシアム」に参加し、非常時の通信インフラの確立に取り組んできた。また2015年から 災害派遣医療チーム DMATの要請に応じて、各地域の災害訓練でも両社のシステムが活用され、有効性が評価されているという。
2社は今後、災害医療分野の現場や、災害時の防災拠点、防災意識の高い自治体、エネルギー・土木・商業ビル管理なインフラを担う企業などを対象に3年間で1000件の導入を目指す。
■ニュースリリースはこちら
https://www.sptvjsat.com/load_pdf.php?pTb=t_news_&pRi=1118&pJe=1
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:峰田 慎二
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/05/05
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方