2018/03/13
ニュープロダクツ

損害保険ジャパン日本興亜は8日、公的機関などが開示するハザードマップに同社の保険金支払い実績データを加えたオリジナルのハザードマップ「THE すまいのハザードマップ」の提供を4月から開始すると発表した。 最新のデジタル技術を活用し、地震発生確率や洪水時の想定浸水深、 土砂災害危険箇所などの自然災害リスクを可視化した、独自の総合的サービス。
同社の代理店が顧客へ、火災保険・地震保険の提案や更新のタイミングなどに案内する情報提供ツール。顧客自身が住んでいる地域の自然災害のリスクを正しく理解することで、加入する保険に対する納得感のさらなる向上を図ることを目的としている。

公的機関が公表しているさまざまなデータと同社が保有している保険金支払いデータをGIS(地理情報システム)の技術を活用して集約し可視化する。住所を入力すると、ピンポイントでその場所のリスクを判定、表示することができる。災害ごとの事故事例の写真や、支払い保険金の事例などを掲載しており、自然災害のリスクを具体的にイメージできる。

自然災害などのハザードマップに加え、緊急時の最寄りの避難施設の情報や、顧客のリスクの度合いに応じた補償内容のおすすめ情報も表示できる。
■ニュースリリースはこちら
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2017/20180308_1.pdf
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方