パソコンやスマートフォンでウェブサイトを閲覧中、突然音声案内や警告音とともに「ウイルスが検出された」「システムが破損している」といった文言で偽の警告画面が表示されたことはありませんか? これは偽のセキュリティ警告画面に電話番号を表示して、電話をかけさせ偽のサポートへ誘導する「サポート詐欺」「偽警告詐欺」と呼ばれる手口です。

偽警告画面の例。警告音などで焦らせて偽サポートに促す
典型的な偽セキュリティ警告の特徴
・警告の画面が次々と重なって開く
・警告音やアナウンスが流れる
・実在する企業やサービスのロゴなどが表示される
・サポート窓口の電話番号が表示される
・焦らせるような表現が目立つ

 

電話をかけた後の偽サポート手口(最近の手口)

電話をかけると以下のように誘導を行い金銭をだまし取ろうとします。

1 オペレーターによる電話対応
2 ソフトウェアをダウンロード、インストールさせ、遠隔操作で「パソコンが危険」と虚偽の説明をする
3 強引に有償サポート契約を勧める
4 サポート代金支払いのため電子マネーの購入を求める
5 サポートを行うふりをして電子マネーの購入に行かせる


対策方法

・警告画面記載の電話番号に電話をかけない
・遠隔操作ソフトやセキュリティソフトはダウンロードやインストールをしない
・購入・契約しない
※出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA、安心安全窓口だより)

 

 

ウイルスを除去するために、無料アプリをインストールさせようとする場合がありますが、無料なのは数日間のみで、後に高額請求をされる場合もあります。アプリの開発元、利用料金、利用規約などをよく確認してね!


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