2021/12/22
ニュープロダクツ

環境機器・産業機械の開発・製造・販売を行うエルコムは、大型車両の出入りするトラックヤードなどの無人融雪を可能にする遠赤外線融雪装置「解けルモ6灯タイプ」を販売する。従来の「4灯タイプ」では対応できなかった車両高さ制限の高い物流倉庫、工事現場、高速道路等での融雪を自動で行うもの。
同製品は、熱でなく、遠赤外線の力で雪を溶かす路盤工事不要の照射型融雪装置。降雪センサーによる自動運転(気温・降雪感知)で稼働し、降ってきた雪が積もる前に、効率よく融雪する。2011年に高さ2.6~2.8メートルに設置する「4灯タイプ」を発売し、2019年から高所設置に特化した「6灯タイプ」の開発に着手した。
新たな「6灯タイプ」は、大型車両が出入りする高さ制限4.5mに対応し、1台あたり約10平方メートル(トラックヤード1台分)の融雪が可能。装置の取り付け方法は、壁取付、天井取付、ポール取付の3通りで、場所を選ばずに簡単施工できる。冬季でも最短1日で設置可能。
電源は、単相200ボルト、6.0キロワット(1.0キロワット×6灯)。本体寸法は、幅1250×奥行き308×高さ255ミリメートル。重量は、本体が11キログラム、取付ブラケットが3.8キログラム。連続照射時間は20時間以内推奨。周辺温度は、摂氏マイナス20〜5度に対応する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方