2024/12/04
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米アマゾン・ドット・コムは3日、生成AI(人工知能)の基盤モデル「Nova(ノヴァ)」を発表した。文章での応答が速い軽量版から、文章や画像、動画も処理できるタイプまで幅広いモデルを用意。日本語など200言語に対応しており、競合他社の最新鋭モデルよりも75%安いと強調している。
アマゾンは、クラウド基盤の法人顧客に基盤モデル「タイタン」を提供してきたが、競合他社に見劣りするとみられてきた。クラウド基盤の市場シェアはトップだが、生成AI需要を捉えマイクロソフトやグーグルが猛追しており、新モデルでリードを保ちたい考えだ。
米ネバダ州で開いたクラウド部門の開発者会議で披露した。アマゾンのジャシー最高経営責任者(CEO)は「顧客は、文章の出力以上のものを生成AIに求めている」と述べ、費用対効果などをアピールした。
3日から軽量版「マイクロ」などの提供を開始。広告などへの利用を見込み、画像、動画それぞれの作成に特化した二つのモデルも投入した。複雑なデータ処理ができる最上位の「プレミア」も来年1~3月に利用できるようにする。
(ニュース提供元:時事通信社)
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