2024/12/24
防災・危機管理ニュース
環境省と国土交通省は24日、発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS)について、社宅や療養所などで自家用供給される「専用水道」の初の調査結果を公表した。2020年4月からの約4年半に44カ所で国の暫定目標値を超過しており、うち6カ所は国が設置した自衛隊基地などだった。
専用水道は全国に約8200カ所ある。20年4月~24年9月に報告のあった1929カ所を調べたところ、42カ所で国の暫定目標値を超えていた。24年10月以降にも新たに2カ所で超過。都道府県別では計11都府県(1都2府8県)で報告された。
国は、PFASの代表物質である「PFOS」と「PFOA」の合計で水道水1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)の暫定目標値を設定している。
〔写真説明〕環境省(写真上)と国土交通省の看板
(ニュース提供元:時事通信社)

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