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電気室・IT室にも使われる二酸化炭素消火設備の注意点
名古屋市中区の「ホテル名古屋ガーデンパレス」で22日、地下駐車場で二酸化炭素を含む消火用ガスが噴出し、駐車場でエレベーターの改修作業に当たっていた作業員が死亡した。この事故での死因はガスを吸い込んだことによる二酸化炭素中毒と見られている。何らかの原因で、消火設備のボタンが押され、ガスが噴出した可能性が指摘されている。
2020/12/25
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世界に通用するBCP資格取得のための研修講座【2021年4月】
DRI(Disaster Recovery Institute)ジャパンは、BCM(事業継続管理)教育の専門組織で、世界に通用する事業継続専門家の育成のための研修と資格認定を実施しています。 リスク対策.comでは今年度の研修講座の受講者を募集しています。
2020/12/25
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気象予報の観点から見た防災のポイント
地域を麻痺させる豪雪―1月の気象災害―
2004年1月13日から16日にかけて、北海道のオホーツク海側はまれに見る豪雪に見舞われた。北見市では最深積雪が171センチメートルに達し、路線バスが全面運休するなど市内交通がストップしたほか、この地域に通じる鉄道や道路の多くが不通となり、復旧までに数日間を要した。このため物資輸送が停止して食料品店などの店先から商品がなくなり、市民生活に大きな影響が生じた。まさに、地域一帯が麻痺状態に陥ったといえる。
2020/12/25
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非IT部門も知っておきたいサイバー攻撃の最新動向と企業の経営リスク
サイバーリスクを「想定」できているか
2020年はサイバーリスク・エクスポージャの大きく変化した一年となった。 脅威ももちろん進化しているが私たちのITへの依存度も高まり、それに呼応するかのようにサイバーリスクの影響度も高まっている。
2020/12/24
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厚労省、介護施設・事業所向け「新型コロナ感染症BCPガイドライン」作成
厚生労働省はこのほど、「介護施設・事業所における新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続ガイドライン」を作成し、同省ウェブサイトで公表した。介護施設・事業所内で新型コロナ感染症が発生した場合の対応や、それらを踏まえて平時から準備・検討しておくべきことを、介護サービス類型に応じた業務継続ガイドラインとして整理したもの。
2020/12/24
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【Lesson2(5講義)】コンプライアンスの基本を学ぼう
コンプライアンスの基本的な考え方から、組織として実践する上での注意点をわかりやすく解説します。解説者は、毎熊社会保険労務士事務所の毎熊典子氏です。
2020/12/24
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空気清浄・消毒で企業のBCPを支えるコロナ対策新製品
2020年初来、新型コロナウイルス感染拡大とそれに対応するための新たな生活様式の模索が続く中、企業の事業継続においても様々な感染予防対策が求められている。感染予防手法である「空気清浄」や「消毒」の観点から、各メーカーが新たに提案するコロナ対策関連製品を紹介する。
2020/12/23
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PCログから「不正のトライアングル」をあぶり出す組織の業務効率と危機管理力を高める内部脅威対策
企業の情報管理や労務管理のあり方が問われています。テレワークの普及でデジタル改革や働き方改革が加速し、課題も一気に表面化。従来の管理方法では、企業内部の潜在的なリスクの把握が困難になっています。企業は今後、内部リスクとどう向き合っていけばよいのか。「内部脅威検知サービス」を提供するエルテス(東京都)マーケティング担当部長の江島周平氏に聞きました。
2020/12/23
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免疫防災論
想定を超えて活動する「私的防災拠点」の発生と進化
耐震化された近代都市を襲った兵庫県南部地震は、空前の被害を生じた阪神・淡路大震災として深く歴史に刻まれています。都市があたかも生命体のように傷つきのた打ちまわるなか、公的防災拠点が限界を露呈する一方で、私的防災拠点は当初こそ出番はなかったものの時間の経過とともに成果をあげる例がみられました。代表的な例として、ボランティア活動とインターネットについて考察します。
2020/12/23
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第128回:コミュニティーのレジリエンスの測定方法に関する研究の現状とこれから
今回紹介する論文は西ノルウェー研究所の研究者が今年発表した、コミュニティーのレジリエンスのモデリング、測定、および可視化に関する研究の系統的文献レビュー。77の文献を分析、コミュニティーのレジリエンスの特性を抽出している。
2020/12/22
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コロナ禍で海外子会社ガバナンス脆弱化など課題
デロイト トーマツはこのほど、無作為に抽出した上場企業・非上場企業を対象にアンケート調査を行い、427社からの回答を分析した『企業の不正リスク調査白書2020-2022』を発表した。今回の調査では、過去3年間での不正の発生実績が前回調査(2018年)の47.9%から54.0%に増加。不正の発生場所では、海外関係会社と答えた企業が6.5ポイント増加して23.6%となった。
2020/12/21
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美味しく備えるレシピ
みんな大好き!いなり寿司
今回の防災食育レシピはアスリートの方も食事に取り入れているという、栄養価が高い「いなり寿司」です。いなり寿司と聞くと「難しそう…」と思われるかもしれませんが、備蓄食から組み合わせるだけで、簡単にできちゃいます。ぜひ親子でつくってみてください!
2020/12/21
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テレワーク時代のデジタルBCP基礎講座
DX推進と事業継続を支えるセキュリティの考え方
テレワーク環境での業務にはテレワークならではの新たなセキュリティ課題が生まれている。今回は、このようなさまざまな課題の解決に有効な新しいセキュリティの考え方、ゼロトラストセキュリティについて紹介する。
2020/12/18
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昆正和の気候クライシスとBCP
気候関連のリスクは組織にチャンスも創出する
前回、気候変動対策にはこれまでのBCPの枠組みの中で進めることのできる側面とできない側面があると述べました。リスクを捉えるには「リスクアセスメント」を行うのが基本ですが、従来のBCP策定ステップの一環でこれを行うだけでは十分ではありません。気候変動のリスクの捉え方について、TCFDの最終提言をもとに考えます。
2020/12/17
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多様なリスクへの備えをSDGsの指標でチェック
国連が定める「SDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)」に取り組む企業が増えています。国際社会が目指すべきゴールに自社の事業がどう対応するのか、この機に整理してみるのは有意義でしょう。NPO法人エコロジーオンラインの上岡裕理事長は「これから起きてくるさまざまな『持続可能性の喪失』にどう対応するかという話がSDGsの中に込められている」とした上で「事業の持続可能性を高めるためにはBCPの中で検討される項目とSDGsをつなげていくことが重要」と指摘します。
2020/12/17
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今年のリスク対策~参加者同士の意見交換会~
「今年のリスク対策」をテーマに、参加者同士の意見交換会を開催します。
2020/12/16
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ボランティアの可能性~被災地におけるボランティアの役割と現場で生じている課題~
1月の危機管理塾は、「ボランティアの可能性」をテーマに、 元トヨタ自動車株式会社トヨタボランティアセンター長・愛知県社会福祉協議会災害対応支援部会長の鈴木盈宏氏よりご講演をいただきます。
2020/12/16
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感染症時代のリスクマネジメント
ペーパーレス化が進まない理由と段階的導入のポイント
テレワークがうまくいかなかった理由に「ペーパーレス化が進んでいなかったこと」をあげる企業が多くあります。ただ、そうした企業も、ペーパーレス化ができない原因を一つ一つつぶしていけば段階的な導入が可能なケースが少なくありません。今回は、テレワークを円滑に行う前提条件として、ペーパーレス化について考えます。
2020/12/16
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危機発生時における広報の鉄則
アンジャッシュ渡部氏の会見はなぜ失敗したのか
「記者会見」は新製品の「記者発表会」とは異なり、社会の関心時について説明をするため記者の質問に答える時間が多く配分されます。質問の殺到が予測できるわけですから「仕切り役」の存在が欠かせません。今回は仕切り役の重要性について、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建氏が行った12月3日の会見から考えます。
2020/12/16
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第127回:公共事業に関する組織のレジリエンスを測定するためのアンケート調査例
今回紹介する論文は組織のレジリエンスを測定するための手法の開発を試みたもの。組織のレジリエンスをどのような観点から評価すべきかという点について、多くの示唆を与えてくれる。
2020/12/15
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知られていない感染病の脅威
西日本で高病原性鳥インフルエンザの発生相次ぐ
西日本各地の養鶏場が「H5N8亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス」の侵入を受け、大きな被害を断続的に被っています。越冬に好都合な瀬戸内海に韓国、九州経由でウイルスに感染した渡り鳥の群れが飛来したことが原因と推定されますが、このウイルスはすでに多くの渡り鳥の群れに定着している可能性があり、今後も養鶏場の鳥インフルエンザが続く心配があります。これまでの経過と現在の被害状況を説明します。
2020/12/15
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水害リスクの高い土地 事業再開焦らずビジョン再考
幼稚園・保育園を中心に全国500カ所の施設で給食サービスを提供する株式会社ミールケア(長野県長野市)は、昨年10月の台風19号で本社を含む拠点施設が浸水、復興に向けて歩を進めていたところに新型コロナウイルスが襲いました。関幸博社長が2つの災害から受け止めたメッセージは「変化」。社会貢献の視点から企業ビジョンを再構築して被災施設の再生にあたるとともに、経営理念をさらに浸透させて実践につなげようと決意をあらたにします。
2020/12/15
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
中小河川の水害リスクをどう調べるか?
皆さんは「ハザードマップの空白地域」という表現を耳にされたことはありますか? これは、水害のリスクがあるものの、何らかの事情で浸水想定が作成されずに空白となってしまっている部分のことを示す言葉です。
2020/12/14
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
災害後にトイレを復旧させる場合の驚きの新実験結果。「通水テストよりまず大を流す」ってどういうこと!?について
今回は、「災害後にトイレっていつ流せるようになるの」という大問題について。マンションでの被災を想定した災害時のトイレの使い方を紹介します。
2020/12/11
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理想の会社へ 社員一丸でまわすリスクマネジメント
印刷会社の株式会社マルワ(名古屋市天白区)は、事業継続にかかるリスクをISO、ISMS、BCPなどの指標と 手法を使って洗い出し、解決に向けた取り組みの一つ一つをSDGsのゴールに照らしてセルフチェック、自社の目指す姿を達成するために必要なESG活動として毎年の経営計画に落とし込んでいます。それをまわしているのは、社員全員の実践と協力にほかなりません。
2020/12/11