2019/03/14
本気で実践する災害食
■消費者は自己防衛の一手を
・消費者は、カップ麺を買うときに、食塩相当量の表示をよく見ましょう。食塩相当量が多いものは買わない。
・しかし、ヒイキの商品の塩分が多い場合もありますよね。そんなときは、よく切れるハサミを使って、調味料が入った袋の3分の2をチョキンと切り落とします。
残りの3分の1をカップ内に入れて熱湯を注ぎます。えっ?! 「残りはどうしますか」? それぐらいはお考えくださいよ。捨てます。
・こうした廃棄が増えるのは地球の汚染につながり嫌ですね。でも健康は自分で工夫するしかありませんから。このようにすると、カップ麺を完食できます。
■ここでオーディエンスの反応はいかに
2019年2月21日、東京都北区のある会場で「災害時もいかに健康を保持するか!」という講演をさせていただきました。お聞きいただいたのは、バリバリの専門家である管理栄養士の皆さんです。皆さまのお考えをぜひうかがいたいと思うわたしには、またとないチャンス。「逃すでないぞ」という、わたしの内なる叫びが聞こえました。そして、前述の提案についてのご意見をおそるおそる聞いてみました。ご意見を紙に書いていただいたら、「大賛成です」「SNSに書いたらどうか」「皆さんに知らせないと……」と(写真)。
今回は、個人、企業、行政、避難所すべてにあてはまる備蓄としての即席麺、そして長期にわたる避難生活におけるその食べ方にフォーカスしてみました。
(了)
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