2019/08/20
知られていない感染病の脅威
感染経路
ギニア、リベリア、シエラレオネなどのアフリカの国では、長年続いた内戦のために国内整備が遅れ、貧困に陥ったままです。貧困のために、人々は食用にするために野生動物と接触し、その結果エボラウイルスに感染し、発病しても入院先を見つけられず家庭で看病され、たとえ医療機関に受診できても、医療現場では手袋、注射針、消毒薬などの医療に必要な物品が不足しているという悪循環が重なり、西アフリカにおけるエボラウイルス感染経路を断つことができない状況が続いています。
ところで、エボラウイルスに感染しても、症状を発現する前の潜伏期間中には、他人にウイルスを感染させないとされています。ウイルスは、エボラ出血熱患者の血液、唾液、おう吐物、 排泄物に含まれます。そのような体液などで汚染した環境からの間接的な接触でも、傷のある皮膚や粘膜を介して感染は成立します。
エボラウイルス感染動物の血液などの体液に触れても、皮膚からウイルスが体内に侵入し、感染が成立します。アフリカの熱帯雨林の中で死亡していた野生動物(チンパンジー、ゴリラ、オオコウモリ、サル、ウシ科動物であるレイヨウ、ヤマアラシなど)に触れたために、エボラウイルスに感染して発病する事故が起きています。エボラウイルスの空気感染はないとされていますが、飛沫感染は否定されていません。
知られていない感染病の脅威の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/28
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-
-
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方