震災があった神戸でさえも残念なブロック塀が・・

残念なことに今はブロック塀に関心がある方がいても、すぐに地震の記憶は風化してしまうのです。こちらは2016年に撮影した神戸市の公共施設のブロック塀の写真です。

(撮影:あんどうりす)

「あれだけブロック塀が倒壊して、死者もだした神戸でなぜ?」と、とてもショックだったので写真にとりました。公共施設なのに壊れています。鉄筋不足が心配される透かし入りなのに放置されています。風化は早いです。

希望もあります。宮城沖地震で小学生の子がブロック塀の下敷きになったことを学校の授業で習った記憶があるという宮城県出身の子育て世代の方が複数いらっしゃいました。教科書だったかもということですが、まだ写真は手にいれられていません。風化を防ぐため、教育で伝えていくというのは大切ですね。

また、すぐに何を行動したらいいかわからないという方でも、危険ブロックをみつけたら写真にとってアップするアルバムサイトもたちあがっています。いろいろな方のなんとかしたいという思いが形になってきています。

危険ブロック塀(?)を見つけたらアップするアルバム(Face Book)
https://www.facebook.com/media/set/?set=oa.201863753977379&type=3

今度こそ、先延ばしせずブロック塀の撤去が進みますように。そして根本解決には法規制も考えなければいけないかなと思っています。もう次の地震まで余裕はありません。

(了)