コンプライアンス
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ハーレー日本法人に課徴金2億円=販売店に過剰ノルマ、排除命令も―公取委
米二輪車大手ハーレーダビッドソンの日本法人「ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)」(東京)が、ディーラー契約を結ぶ販売店に過剰な販売ノルマを一方的に課したなどとして、公正取引委員会は18日、独禁法違反(優越的地位の乱用)で、HDJに課徴金約2億円の納付を命じた。
2025/09/18
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ガバナンス強化へ指針案=フジ問題受け、「検証審議会」も―民放連
日本民間放送連盟(民放連)は18日、元タレント中居正広氏による性加害とフジテレビの対応を巡る一連の問題を受け、コーポレートガバナンス(企業統治)強化に向けた業界の指針案をまとめた。
2025/09/18
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シマノ、下請法違反で勧告=金型を無償保管―公取委
自転車部品や釣り具の製造に必要な金型などを下請け業者に無償保管させたとして、公正取引委員会は17日、下請法違反で、東証プライム上場の自転車部品大手「シマノ」(堺市)に保管費用相当額の支払いなどを求める勧告を出した。
2025/09/17
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「理念ギャップ」を招く最大の問題構造
経営のポリシーと現場の活動にギャップが生じる要因について、前回は現場の問題を語りましたが、今回はそれより上位の管理職層や幹部層の問題を語ります。実はこの上位層に巣くう問題こそが最大の問題といっても過言ではありません。要は、本連載でたびたび指摘してきた事なかれ主義です。この考え方が企業にもたらすリスクについて論考します。
2025/09/16
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海外危機管理研修(主に台湾有事を想定して)
本研修では、海外安全管理の基本から有事対応、BCPへの組み入れ、さらに台湾有事を想定したケーススタディまで、実践的な視点で幅広く学べる構成となっています。安全管理の3原則やリスク別対応策、歴史的事例に基づいた危機対応の考え方の基本的な知識の習得に加え、演習を通じて“自ら考え、判断し、行動する”力を養います。
2025/09/11
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国交省、日航に厳重注意=機長飲酒、社長「深くおわび」
日本航空の国際線の男性機長(64)が滞在先で過度な飲酒をした問題で、国土交通省は10日、日航を厳重注意した。同社の鳥取三津子社長は記者会見を開き、「心より深くおわび申し上げる」と謝罪。男性機長を懲戒解雇するとともに、再発防止策の一環として、飲酒リスクの高い運航乗務員を乗務から外す方針を明らかにした。
2025/09/10
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ヨドバシカメラに勧告=PB製品で不当減額、下請法違反―公取委
プライベートブランド(PB)の家電製品の製造を委託する下請け業者に支払う代金などを不当に減額したとして、公正取引委員会は8日、下請法違反(減額の禁止)で、家電量販大手「ヨドバシカメラ」(東京都新宿区)に再発防止などを勧告した。
2025/09/08
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機長、過去にも滞在先で飲酒=検査日改ざん―日航
日本航空の国際線の男性機長(64)が社内規定に反して滞在先で飲酒し、国際線3便が最大18時間半遅延した問題で、日航は4日、この機長が過去にも滞在先で飲酒していたと明らかにした。アルコール検知器の日時改ざんもしていたという。
2025/09/04
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柔軟なアクセス権限設計が可能なCRMソフト
企業と顧客の接点に関するコンサルティングおよびソフトウェアを提供するバーチャレクス・コンサルティングは、あらゆる顧客情報を一元管理できるコールセンター/コンタクトセンターのためのCRMソフトウェア「inspirX(インスピーリ)」の最新バージョン5.9を提供する。新バージョンでは、特に要望の多かった「顧客データの閲覧制御機能」を新たに搭載し、マルチテナント環境での利用を可能にした。また、セキュリティの強化とオペレーターの業務効率向上を両立する多くの機能改善もあわせて実施した。
2025/09/03
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突然の退場「青天のへきれき」=サントリーHD会長に薬物疑惑
サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史会長が1日付で辞任した。2014年の社長就任以来、海外を中心にグループの成長をけん引し、今年3月に会長に就いたばかり。薬物疑惑による突然の退場は「青天のへきれき」(鳥井信宏社長)だった。 「二人三脚でやると言ったのに非常に残念だ」。
2025/09/02
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財界活動継続は困難も=新浪氏、歯に衣着せぬ発言で存在感
サントリーホールディングスが2日、新浪剛史会長の辞任を発表した。新浪氏は歯に衣(きぬ)着せぬ発言で存在感を放っていたが、経済同友会代表幹事などの財界活動をこのまま継続するのは困難を伴うとみられる。 新浪氏は、企業経営者が個人の立場で参加する同友会の代表幹事に2023年4月に就任。
2025/09/02
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ワンセンテンス化が経営理念の浸透を妨げる
多くの企業が経営の上位理念としてサステナブルやコンプライアンスなどのメッセージを発信しています。しかしこれからは、メッセージと実際の活動の矛盾がリスクになる時代。上位理念を社員に腹落ちさせて行き渡らせる必要がありますが、長い文章よりもワンセンテンスを歓迎する風潮が物事の深い理解を妨げています。問題解決の道を考えます。
2025/08/30
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基礎から実践まで学べる「コンプラ・ハラスメント」eラーニング
企業向け人材育成サービスを提供するLDcubeは、現代ビジネスにおいて非常に重要な要素になっているコンプライアンス/ハラスメントについて、基礎の理解から職場での実践まで幅広く活用できるeラーニング・パッケージ「コンプラ/ハラスメントパッケージ」を提供する。会社に勤める全員を対象とし、コンプラ/ハラスメントの理解から、実際のケースを通して自身の考え方を整理し、職場で実践することを目的としたもの。
2025/08/29
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大手生保4社、出向廃止へ=情報漏えいで
生命保険大手4社が、販売代理店や銀行の保険営業部門への出向を原則廃止することが25日、分かった。出向者による情報漏えいを受け、営業に携わる出向を取りやめる。 日本生命保険と明治安田生命保険、住友生命保険は2026年4月をめどに廃止を検討している。
2025/08/25
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女性管理職、最高の11.1%=政府目標は遠く―民間調査
帝国データバンクが発表した女性登用に関する調査結果によると、企業の女性管理職(課長相当職以上)の割合は平均で11.1%となり、過去最高だった。前年調査より0.2ポイント増え、11年連続の上昇。ただ、政府が目標とする「2020年代の可能な限り早期に30%程度」の達成には依然として遠い。
2025/08/24
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カメラ監視と専門的サポートによるカスハラ対策
USEN&U-NEXT GROUPのUSEN Camera Solutionsと、損害保険ジャパンは、包括的なカスタマーハラスメント(カスハラ)対策サービス「USEN Camera Biz サポート」を販売する。USEN Camera Solutionsの防犯・監視カメラを契約したユーザーに対し、損保ジャパンによるカスハラ対策サポートを組み合わせて提供するもの。 防犯・監視カメラによる「抑止策」と自動録画・クラウド管理される音声・映像記録による「証拠保存」「遠隔確認」とともに、専門的なサポートを提供することで、カスハラ被害に対する迅速かつ適切な対応を支援する。
2025/08/21
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BCPは危機対応からサステナビリティに移る
2027年から上場企業にサステナビリティ情報の開示が義務化されます。「サステナビリティ情報」には気候変動対応のほか災害対応、サイバーセキュリティ対応などが含まれ、BCP担当者は考え方の根本的な見直しに迫られています。つまり、BCPを単なるリスク対応ではなく企業価値向上の戦略的要素としてとらえ直すこと。BCPの大転換を考えます。
2025/08/19
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危機管理カンファレンス2025秋
危機管理カンファレンス2025秋は、レジリエントな組織文化の構築に向け、企業はどのようにリスクマネジメント・BCM体制を築き上げるているのか、最新の動きや役立つソリューションを紹介します。
2025/08/18
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23店舗で消費期限偽装=おにぎりなど販売休止―ミニストップ
ミニストップは18日、一部店舗で店内調理のおにぎりや総菜などについて、消費期限を偽って販売していたと発表した。東京や大阪などの23店舗で、一度陳列した商品のラベルを貼り直すといった消費期限を延長する行為が確認されたという。現時点で健康被害の報告はない。 社内調査で判明したという。
2025/08/18
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BCPの新常識:分散拠点熊谷市で実現する事業継続力の最大化
本セミナーでは、副業・兼業がもたらすリスクとチャンスを具体的な事例をもとにわかりやすく解説するとともに、企業評価につながる人的資本開示のポイントについて両分野に精通した二人の専門家が解説し、目指すべき姿を探ります。
2025/08/18
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事なかれ主義はもはやリスクになる
ネットを中心に起きている「情報環境の民主化」は、事を荒立てないことをよしとするこれまでの価値観を覆し、企業のレピュテーション対応に再考を迫っています。うわべだけを取り繕う対応は今後、いわゆる物言わぬ多数派、サイレントマジョリティから見抜かれ、批判の的になるでしょう。情報環境をめぐるリスク構造の変化を考察します。
2025/08/15
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高齢者名簿を詐欺グループに販売か=ほう助容疑で業者代表逮捕―大阪府警
特殊詐欺グループに高齢者の名簿を売ったとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は12日までに、電子計算機使用詐欺ほう助などの疑いで、名簿販売会社「ビジネスプランニング」(東京都)の代表取締役山崎勝美容疑者(75)=同練馬区土支田=を逮捕した。
2025/08/12
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進む公務員のカスハラ対策=通話録音、職員録を廃止―自治体
各地の自治体で、職員が不当な要求や行為を受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)の対策が進んでいる。トラブルを防ぐため、通話の録音を始めたり、職員の名前や所属を掲載した職員録を廃止したりする動きが広がるほか、庁舎に警察官を常駐させているケースもある。
2025/08/09
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「声上げにくい」環境、問題視=係長ら、部下の進言耳傾けず―大川原化工機事件・検証報告書
自由闊達(かったつ)な意見交換がされにくくなり、捜査方針を再考する機会が失われた―。報告書では厳格な情報保全が求められる公安部の特性に触れつつ、捜査の中核を担う係長らが部下の進言に耳を傾けず、現場の捜査員が声を上げにくい環境だったことを問題視した。
2025/08/07
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AIと著作権【前編】
AIと著作権を巡る問題が社会の関心を集めています。従来は法的紛争の過程で裁判例が積み上げられ、一般論としての「判例」が生み出されますが、これを待っていたらAIの急速な発展に耐えられません。そこでまとめられたのが「AIと著作権に関する考え方について」です。このガイドラインを踏まえ、今回はAI生成物の「著作物」該当性を説明します。
2025/08/07
