2017/01/13
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
こちらの写真は広島の庄原市で、味噌作りをされているお写真です。地元のお米を使うなど、地元素材で麹作りもされています。後ろの手書きの工程表も素敵♪
地域のいろんな話をお手製の漬物やおやつをいただきながら語り合って、子育て世代も一緒にワイワイ仕込んでいるのですって。
楽しそうですね。そんな関係があると、災害時の共助なんていうのも意識しなくてもさりげなくできてしまいそうです♪
2 麹と塩を混ぜる
塩と麹といえば、塩麹♪こちらは使ったり作ったことがある方も多いのでは?塩麹は、塩と麹と水を混ぜて発酵させます。味噌作りの場合はここでお水は入れません。麹と塩を混ぜるだけ。
塩は他の菌の繁殖を抑える効果があるのと、麹菌の発酵も緩やかにする効果があります。だから麹が到着したら、早めに「塩きり」(塩とまぜる)しておくとよいのです。
ただただ満遍なくかき混ぜるだけなので、子どもと一緒でも楽しめます。大量の塩を触ると手が痒くなるというのも、貴重な体験かも♪
ちなみに米麹で作る甘酒は、麹と水を発酵させたものです。お砂糖がなくても、麹の糖化により甘くなるわけです。これにアルコール発酵が加わると、日本酒になるわけですね。日本の生活に密着している麹菌。ほんとにすごい!
そんなことから麹菌(Aspergillus oryzae)は、2006年日本醸造学会大会で国菌に認定されたそうです。東南アジア圏では「テンペ」(インドネシア発祥の大豆などをテンペ菌で発酵させた醗酵食品)で有名なクモノスカビ菌を使うことが多いので、麹菌は日本の暮らしに根付いた菌ってことですよね♪
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方