2014/11/14
防災・危機管理ニュース
BSI(英国規格協会)は、このほどPAS7000:2014「サプライチェーンリスクマネジメント―サプライヤーの事前資格審査に関するグローバル基準」を発行した。
サプライヤーが「誰なのか」「どこにいるのか」「信頼できるのか」という3つの質問に対して明確にできるよう、サプライヤー評価の中心となるGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)の視点から細かくチェック項目を設定し、サプライヤーのあるべき基準を定義した。企業が健全なサプライヤーを確保し、それらのサプライヤーから安心して調達を行うためのプロセスを効率的に行うことが目的。
PASの策定には世界各国から様々な業種の40社以上の大手企業と240名の専門家が参加し、あらゆる業種、規模のサプライヤーの事前審査が行えるような内容になっているという。業種や規模を問わず、幅広い分野を網羅するサプライヤーリスクマネジメントの企画の発行は世界でも初めて。
サプライチェーンのグローバル化が進むなか、リスク管理において様々な問題が発生している。食品偽装や不法投棄など、外国のサプライヤーが起因するリスクは後を絶たない。BSIは、それらの課題の解決に向けた第1歩として、サプライヤーの基本資格要件を定義する国際基準を作成した。
※日本語版はBSIグループジャパン株式会社が12月に発行を予定している。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方