危機管理担当者にお役立ち情報
連載・コラム
感染予防に欠かせない消毒剤の適切な選択と扱い
COVID-19予防のためのワクチンが実用化されていない現在、予防手段として最も重要視されているのは、依然としてマスク、そして消毒剤です。しかし、消毒用アルコールの効果は一過性で、安全性は必ずしも万全ではなく、人によっては使用できない場合があることに注意しなければなりません。あらためて、消毒剤について考えてみます。
2020/08/31
災害関連死を防ぎ命と尊厳を守るために
社会保障審議会介護保険部会の新たな基本指針案で、市町村などが作成する介護保険事業計画の任意記載事項に「災害に対する備えの検討」が新設されました。内容はまだ不十分なものの、その意義は決して小さくありません。災害が要配慮者の心身を衰弱させることは明らか。これを機に、災害避難時にすべての国民の命と尊厳が守られる制度の議論が進むことを切望します。
2020/08/28
特養ホームでの避難は本当に可能なのか?
特養ホームなど災害時要配慮者利用施設での避難は困難が伴います。特養ホームの避難の問題は施設だけの問題ではなく、少子高齢化社会やコンパクトシティ、空き家問題や土地利用政策との関連など、高齢化社会にどう向き合うかという根本的な政策問題抜きには解決できません。
2020/08/26
第114回:熱帯低気圧の活動状況を世界規模で予測する
国際物流大手DHLのグループ企業であるResilience360社が作成した、今年の熱帯低気圧の見通しに関するレポート。大西洋における熱帯低気圧の活動が活発になると予想している。
2020/08/25
第8回 経営リスクに関する各種保険
フィナンシャルラインというカテゴリーに分類される保険種目について解説します。伝統的な賠償責任保険とは別のカテゴリーとして、フィナンシャルロス(経済的損失)のみを補償する保険カテゴリーです。日本では「経営リスク保険」と呼ばれています。
2020/08/24
ポラリスの大災害を再び想像すると
NASAのミッション・コントロールに似た超ハイテクの中枢であるニューヨーク市監視司令部は警察と消防の放送、メディア、ソーシャル・メディア、911システム、天気予報をモニターしている。市の目であり、耳である。その唯一の任務は、すべての人、市、州、連邦の係官、そして住民に差し迫ったあるいは潜在的な脅威の警告を出すことである。
温暖化の警告から30年経ち何が変わったか
気候科学者のジェームス・ハンセンが米上院公聴会で地球温暖化に警告を発してから30年余り。相変わらず二酸化炭素は排出され続け、気温はどんどん上昇しています。2000年に起こったITバブル不況、2008年のリーマン・ショック、国内では失われた20年からの回復や度重なる震災からの復興で経済の立て直しが優先され、気候問題は隅に追いやられた感が否めません。これまでの流れを振り返ります。
2020/08/20
今だから考えるインバウンド戦略の課題
新型コロナウイルスの影響により、日本のインバウンドは「一旦休止」を余儀なくされています。しかし、今だからこそ、政府主導のインバウンド政策を検証してみるべきでしょう。日本人がインバウンドにどう関与し、地域活性化、雇用機会増大という本来の効果をいかにもたらすかを考えるにはいいチャンス。現場の実態をふまえて解説します。
2020/08/19
第26回【最終回】:まとめ 防災活動の必須ポイント
これまで25回にわたり、中小企業が防災活動に取り組む際に押さえておくべきことを「これだけはやっておこう」という視点で説明してきました。最終回となる今回は、そのまとめとして防災活動の必須ポイントを説明します。
第113回:DDoS攻撃の発生状況とその実態(2020年上半期)
ドイツのITセキュリティプロバイダーであるLink11社によるDDoS攻撃の発生状況に関する調査結果。調査期間は2020年1月1日から同年6月30日まで。新型コロナウイルスによるパンデミックの影響が見られる。
2020/08/18
ちょっと待って! その「セキュリティー警告」は本物?~パソコン編~
利用者を動揺させて金銭を騙し取る「サポート詐欺」。警告画面に慌てず、冷静に対応しましょう。
2020/08/17
台風による危険な雨と予測情報の使い方
台風に伴う雨雲がかかり続けた場合、降り始めからの雨量が大きくなり、さまざまな災害が発生します。そうした雨雲が気象レーダーでどのように見えるかを手始めに、台風関連の予測情報を通じて把握したいポイントや実況監視の重要性についてまとめていきます。
球磨村「千寿園」での悲劇を検証する
令和2年7月豪雨で、熊本県の球磨村にある特別養護老人ホーム「千寿園」では、浸水により14人の方が命を落とされました。ご冥福をお祈りするとともに、どうしたらこのような事態が防げるのか皆さまと考えたいと思います。
2020/08/12
第112回:パンデミックが後押しするクラウドの活用
IT基盤を総合的にモニタリングするプラットフォームを提供しているLogicMonitor社が独自に行ったアンケート調査の結果報告書。調査は2020年5月から6月にかけて行われもので、IT部門はインフラが危機に立ち向かう能力に自信を持っていないと結論づけている。
2020/08/11
あなたができる他のこと
あなたと家族の災害準備におけるあなたの役割がきわめて重要であることは言うまでもない。さらに時間とその意志があるなら、市・州・国の災害準備を前進させるためにあなたのできることがある。
2020/08/10
材料3つで簡単おいしい炊き込みご飯!
みなさんこんにちは! 今回は材料3つとポリ袋で簡単につくれる炊き込みご飯を紹介します。備蓄してあるさば缶と生米、それに水だけでつくれる食べやすい1品。ぜひつくってみてください!
2020/08/07
マダニ咬傷だけでなく犬や猫からも感染
前回に続き、重症熱性血小板減少症候群 (Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome : SFTS) について。これまで知られていなかった、死亡率の高いダニ媒介ウイルス感染病です。野外での活動が多くなるこれからの時期は、マダニに注意するとともに、動物からの感染にも気を付ける必要があります。
【新連載】BCPの見直し迫るコロナそして温暖化
新型コロナウイルスにより、多くの企業がBCPの見直しに迫られました。ならばこれを一歩進め、本格的に「気候変動対策」にも着手してはどうか? それが本連載の趣旨です。「気候危機とは何か」「気候危機に適応する事業継続の考え方」「BCMによる持続可能社会への貢献」という3つのパートで、見直しのロードマップを考えます。
2020/08/06
防災備蓄を今のうちに見直していくべ
「防災備蓄ってどこに置いたらいいんですか?」。3年前に答えられなかった質問に、いまこそ赤プルさんが答えます。ポイントの一つは、ご家族がどういう生活スタイルなのか、もう一つはその家にどういう災害リスクがあるのか。つまり備蓄品の置き場を決めるには、この二つを確認しなければなりません。それはご家族の防災意識を高めるだけでなく、日々の生活環境の改善にもつながります。
避難の心得 基本編③水害・内水氾濫について
「令和2年7月豪雨」は、九州や中部地方などに甚大な被害をもたらしました。さらに今年は平年より長い梅雨となり、全国の広い範囲で水害が発生しています。雨のシーズンは秋まで続くうえ、梅雨明け後は局地的に降る強い雨が多くなる時期。「内水氾濫」への警戒と備えをぜひ確認しておいてください。
2020/08/05
第25回:防災活動の次に考えること その7
前回は、実際に訓練を行う場合の具体例として「被災状況の確認と安全確保」に関する訓練について説明しました。今回は「対策本部の立ち上げ」に関する訓練について考えます。
第111回:EU圏内における通信障害の発生状況
EU加盟国の通信事業者において発生した重大なインシデントに関する報告書。ヒューマンエラーによるインシデント発生の頻度は増加傾向にあり、サイバー攻撃要因の障害は相対的に少ないようだ。
2020/08/04
増加するクラウドサービス活用で考えたい三つのリスクとその対応
執筆時点(2020年7月)では、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による在宅勤務環境の整備で、急場しのぎによる利用なども含め、企業や消費者によるクラウドサービスの活用が顕著に進んでいます。ゼロから自前でサービスを構築するよりも安価で、システムを担当する従業員のワークロード(労働負荷)も下げられることが主な魅力ですが、そのセキュリティーリスクに関しては、対策の意識が低いようです。
川の事故、パパたちこそがライフジャケットを着けるべき理由
水難事故に遭わないように、正しい川遊びの知識を身につけましょう。水害の際の危険察知にもつながります。
2020/08/03
飛騨川バス転落事故―8月の気象災害―
岐阜県の飛騨川沿いの地域は、先月にも豪雨災害が発生したばかりだが、過去にも幾度となく豪雨に見舞われてきた。その中でも、1968(昭和43)年8月17日夜から18日未明にかけての通称「飛騨川豪雨」は、史上最悪のバス事故を発生させた集中豪雨として特筆される。
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危機管理とBCPのおススメ本
危機管理白書2025年版
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
危機管理白書2024年版
2022年下半期リスクマネジメント・BCP事例集[永久保存版]
危機管理白書2022年版
2022危機管理標語カレンダー【秋編】
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2022危機管理標語カレンダー【春編】
御社の状況に応じたBCPの改善方法が分かる!BCP診断ツール
一人一人の危機管理力を高めるワークショップ型訓練の進め方