インタビュー・講演録
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次の巨大災害に教訓を生かせ
岩手県災害対策本部の闘い 約5800人の死者・行方不明者を出した岩手県。県の災害対策本部は、被災状況も分からない中で闘い続けた。彼らが経験した試練は、間違いなく次の大災害でも大きな障壁として立ちはだかる。しかし今の災害対策本部には、当時中心となったメンバーは、既にいない。
2016/05/06
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巻頭インタビュー 火山噴火予知連絡会会長 藤井敏嗣氏
大地動乱の時代我々は本当の噴火の姿を知らない! 「2011年3月の東北地方太平洋沖地震(3.11)以降、国内の火山活動が活発になっているとの情報が独り歩きしているが、実は、1年間の噴火火山数で見ると、そのような傾向は裏付けられない。しかも、近年起きている噴火はどれも小規模なものばかりだ。
2016/05/04
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「互いが信じあえる危機対応システムの構築」~災害現場からの提言~
「助けたかった人がいた。助けられなかった人がいた。いや、助けにいくことさえできなかった。何時間、何十時間も。ヘリをください!何度そう叫んだろうか。通じない電話を何度かけただろうか。どこで、何人の人が助けを待っているのか、まったく分からなかった。助けられた人もいれば、助けられなかった人もいた。
2013/09/25