2019/03/19
本気で実践する災害食

カップうどんではどうですか?
Q. 質問です。はいどうぞ!「カップうどんはどうですか?」
A.あー、いい質問ですね。カップ入り即席うどん(どん兵衛―日清食品株式会社)99グラム(麺と具)に飲料水と飲み物(28.3℃)を410ml加え、35分間室温(25℃)で放置し同様に実験しました。(実験日は2016年8月14日)。特に、茶類、甘みのないもの、弱い炭酸入りの飲み物は水に劣らず、むしろおいしい食感になり、多いに有効利用できます。うどんの場合、戻りにくいので冬場と夏場で時間調整の気配りが要ります。
今後、多様な災害が発生してライフラインが止まり、水の備蓄がない場合には、身近な飲み物を使うと減災につながることが分かりました。
過去にはアルファ化米にも同じ飲み物を注ぎ入れて室温に放置した実験をしましたが、同じようにおいしいご飯に戻りました。
自分の好きな飲み物を選んで挑戦してみてください。
今回も、個人、企業、行政、避難所すべてに当てはまる、災害食としての即席麺の食べ方にフォーカスしてみました。
(了)
おすすめ記事
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
-
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方