熊本地震で大きな被害が生じた益城町の住宅地

<2010年代>

・チリ地震
2010年(平成22年)2月27日3時34分に南米チリで、マグニチュード8.3の地震が発生した。
翌日に岩手県大槌漁港に1.4メートル、北海道根室市花咲港に0.9メートル、茨城県神栖市鹿島港に0.8メートルの津波が来襲した。
気象庁は3メートル級の津波が来ると予想していたが、実際に来た津波は3メートルに満たなかった。
これが住民の油断を招き、翌年の東日本大震災の被害を拡大したともいわれている。

・2010年猛暑
2010年は当初、冷夏になると予想されていた。
猛暑日年間日数で、埼玉県熊谷市、群馬県館林市が41日間を記録した。
全国的に猛暑となり、富山市ファミリーパークでは、ペンギンが熱中症で死亡した。

・平成23年豪雪
2010年12月31日~2011年(平成23年)1月2日にかけて発生した豪雪である。
北陸地方や山陰地方で特に被害が見られたため「北陸豪雪」「山陰豪雪」ともいわれる。
福井市では25年ぶりに1メートルを超える積雪を記録した。
鹿児島市でも25センチの積雪を記録している。
年末年始であったため、Uターンラッシュにも影響し、特急列車が30時間以上立ち往生した。

・新燃岳噴火
新燃岳(しんもえだけ)とは九州南部の霧島山中央部に位置する活火山である。
2011年1~4月までにかけて、噴火活動が見られた。
記録に残っているものだけでも1700年代から頻繁に噴火しており、2011年以降にも何度か噴火している。
2011年の噴火では、火口の東側の512世帯約1150人が避難した。観光地として有名だった新燃池は消滅した。

・東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
2011年3月11日14時46分に発生したマグニチュード9.0の大地震である。
マグニチュード9.0は、日本の観測史上最大規模であり、最大深度7が観測されたのは阪神淡路大震災、新潟県中越地震以来、3回目である。
死者・行方不明者は1万8434人とされており、第二次世界大戦後最悪の自然災害とも呼ばれている。
犠牲者の多くが津波による被害である。

・長野県北部地震(栄村大震災)
2011年3月12日3時59分に発生したマグニチュード6.7の地震である。
長野県下水内郡栄村で大きな被害が見られたため、「栄大地震」「栄村大震災」とも呼ばれている。
震度5以上の余震が、2011年6月までに6回程発生している。
東日本大震災の13時間後に発生したため、前日の地震によって誘発された地震であると考えられている。

・平成23年台風12号
2011年8月25日に発生し、9月3日高知県に上陸した台風である。
岡山県・鳥取県を縦断し土砂崩れ、河川氾濫などの被害をもたらした。
死者・不明者は92人。被害総額は少なくとも1236億円とされている。

・2013年猛暑
2013年(平成25年)7~8月にかけて全国的に猛暑となる。
山梨県甲府市では40.7度を観測、高知県四万十市では、観測史上最高となる最高気温41.0度を観測した。各地で熱中症による救急搬送も多数あった。

・2014年広島市土砂災害
2014年(平成26年)8月20日、広島市北部の安佐北区・安佐南区で発生した土砂災害である。
7月30日~8月26日にかけて、西日本を豪雨が襲っていた。
被害のあった集落はかつて「蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」と呼ばれており、古くから水害が起こりやすいことが指摘されていた。

・2014年御嶽山噴火
2014年9月27日11時52分、長野県と岐阜県の県境にある御嶽山が噴火した。
2007年の噴火と異なり、全長が観測されておらず噴火警戒レベルは1であったため、登山客が多くいた。57人の登山者が犠牲になった。
御嶽山は古くから山岳信仰の対象となっており、全国各地にゆかりのある神社が存在している。
噴火後、信者から多額の義援金が集められた。

・平成28年熊本地震
2016年(平成28年)4月14日以降、熊本県と大分県で相次いで発生した地震を指す。
4月14日21時26分、マグニチュード6.5の地震。
4月16日1時25分、マグニチュード7.3の地震。
この時点で、熊本県益城町では震度7を2回観測している。
その後、2016年4月16日3時55分にもマグニチュード5.8、最大震度6強の地震が発生した。
震度5以上の地震が、約30回も熊本・大分両県を襲った。
東海大学阿蘇キャンパスの学生寮が倒壊し、学生12人が生き埋めになった。
この地震による被害者数は267人である。

・大阪府北部地震
2018年(平成30年)6月18日7時58分に発生したマグニチュード6.1の地震である。
大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市で震度6弱を観測した。
首都直下型地震では、観測史上最大の震度である。
関西地方で震度5弱以上を観測したのは、1995年の阪神淡路大震災以来である。

・西日本豪雨
2018年6月28日~7月8日にかけて、西日本を中心に発生した豪雨である。
気象庁は「平成30年7月豪雨」と命名している。
台風7号と梅雨前線によって大雨がもたらされた。
豪雨による死者は227人。特に広島県、岡山県で被害が見られた。
水害で死者が100人を超えたのは平成始まって以来のことであり
「平成最悪の水害」と言われている。
特定非常災害特別措置法の対象となった。地震災害以外では初めてである。

・2018年猛暑
埼玉県熊谷市で日本歴代最高とな41.1度を観測、岐阜県下呂市・岐阜県美濃市で41.0度を観測した。41度をこえたのは、観測史上初である。
熱中症患者が続出し、死者は133人にのぼった。

・平成30年台風21号
2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風である。
最低気圧は915ヘクトパスカルと、非常に強い勢力で上陸した。
最大風速は大阪府関空島で58.1 メートル/秒。
関西国際空港では、連絡橋にタンカーがぶつかり崩壊した。
利用客3000人と職員8000人が孤立状態になった。

・平成30年北海道胆振東部地震
2018年9月6日3時7分に発生したマグニチュード6.7の地震である。
厚真町で震度7、札幌市・千歳市でも震度6弱を観測した。
苫東厚真火力発電所が被害をうけたことから、北海道全域で停電が発生した。
北海道全域が停電になるのは、北海道電力創立以来初のことである。