2019/08/22
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
クレーン車は避雷針
1組目の出演前に、主催者のあいさつがありました。そこで、このフェスにどれだけの安全対策が練られているかを知りました!
会場内あちこちに見かけたオレンジ色の大きなクレーン車。工事中と思ってました! ロッキンフェス開催中くらい、クレーン車をどけた方がいいのではないかとも思っていましたが、実はあのクレーン車は避雷針の役割を果たすそうです。
野外のロックフェスでは雷に打たれて亡くなったかたもいらっしゃる。それを防ぎたいがために、見た目は悪いけど、たくさん配置していると。
そして「驚くほどトイレが多いでしょう?」と。そうなんです。本当にびっくりするほどのトイレの数が設置されていて、トイレに並ぶのを覚悟で参戦したロッキンフェスで、どのお祭りよりも、どの花火大会よりも並ばずにスムーズでした。
他にも熱中症対策に対する呼びかけは、常に放送で耳に入ってきました!
「熱中症は人ごとではありません! 毎年多くの方が救護室に運ばれてきます。こまめな水分補給と、休憩をお勧めします! 全てのステージを見ることは物理的に無理です。無理をせず楽しんでください」。
この放送が毎ステージ終わるごとに繰り返し放送され、楽しく盛り上がった気持ちから、現実に引き返されるような思いでした。
木陰は大人気で、なかなか入ることができませんでしたが、フードエリアにも薄い布の屋根のテントが張られていたり、ところどころ放水や、水のカーテンがあったりと、涼を取る工夫がされていて、ドリンクの販売テントもあちらこちらに配置されていました。
初めて行ったロッキンフェスで安全対策について、ひどく感銘を受けました。
前日まで、ワンピースにサンダルで行くか悩んでいた私でしたが、とんでもない。この危機管理能力のなさ。動きやすいパンツスタイルにスニーカーに変えて大正解だったと思い知らされもしました!
ちなみに黒のスニーカーは、砂ぼこりでひどく汚れ真っ白になってしまいました。ロッキンフェスから仕事に向かう方は、靴の替えの準備もおすすめします!
いろいろ問題はありましたが、参加した感想は、「めちゃくちゃ楽しい。ただただ楽しい!」。ここ最近で、意識を持って行った気晴らしなんて比ではなく、その何百倍も心が解放された感じがありました! ミーハーで参加したのに涙があふれるくらい感動した! やっぱり音楽はいいです! そして、準備を万全にするためにも、体力に不安を抱えて行くぐらいがちょうどいいのではないかと思います。
ちょっと長くなりましたが、真夏の危機管理、またこれから野外フェスに行かれる方の参考になればと思ってっかんね!!
次回はまたまじめに防災の事書きますね〜!!
それと防災ライブを10月11日に開催します!
詳細はこちらまで(阪急交通社)。
https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=1235404
(了)
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!の他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方