買い出しで市民との絆を作る

■『A Day in the Life – Firefighter』(2:28からご覧ください)

こちらのビデオはアリゾナ州フェニックス市消防局の「消防士の一日」を紹介した映像ですが、現場のシーン、訓練風景、清掃やメンテを行う意味、毎朝の交代時にはしご車や屈折車を全長して、遠くに見える子供病院で難病や重病で長期入院している子供達に手を振って、病気と闘う勇気を与えている所など、地域の消防士と住民との関係が、とてもわかりやすく伝えられています。

2:28からの食材買い出しシーンでの買い物客のコメントでも、消防士達が、ただ買い物に来ているだけではないことがわかります。

 

女性客「いつも子供にステッカー(火災予防)をくれるのよ」

男性店員「僕たちは彼らが来ることを誇りに思っているよ。ほぼ全員の名前を知っているしね。心強いよ」

年配男性客「彼らは独居老人たちにも気軽に声をかけてくれたりして、頼もしく思っています」

女性店員「彼たちが店から出動していくときの姿はカッコイイわよ。この町のヒーロー達ね」

 

消防士達は、在職中、ほぼ毎当務、食事を作りますので、とても上手です。また、食事を作っているときに個人的な悩みや仕事についての改善点、社会で起こっていることなどをお互いに話しますので、ストレスケア&情報交換の時間にもなります。

出動や訓練で忙しく、時間が無いときには、食事をしながら仕事のミーティングや署内イベントの打ち合わせなどを行います。

 

消防署によって、得意料理やシグネチャーメニューが有ったりして。。