2020/02/07
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
第4問:懐中電灯をさらに明るくする方法は?
面白クイズですよね。皆さんご存知の、懐中電灯をさらに明るくする方法。ビニールをかぶせるというものもあると思うのですが、水の入ったペットボトルを上に置く方法もめちゃくちゃ明かりが拡散されます。そこに牛乳を1~2滴…。スタジオにはスポイトも用意されていましたが、災害時にスポイトはないと思ったので、そのまま注がせていただきました。
こんな記事もあります。
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1161462.html
この光が微粒子に触れて拡散する現象をチンダル現象というらしいです。
そして大問題の第5問!!!
第5問:災害時の問題になっている避難の遅れ。それを防ぐために導入しようとしている最新システムは何?
逃げ遅れないための最新システム!ということで、マイ・タイムラインを紹介させてもらえるチャンスと思ったのですが、最近はそれでも逃げ遅れてしまう方がいるという現状があり、避難所の収容人数公開システムが正解でした。
このような記事も見つけました。
https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/20190906/index.html
逃げ遅れの原因には「正常性バイアス」(※)があるということも学んできましたが、日本人気質も大きく影響しているそうなんです。父からもらった世界のジョーク集というようなタイトルの本に、沈没船の話があったことを思い出し、検索してみました!(本が見当たらなかったので)
https://youpouch.com/2011/09/30/121547/
※正常性バイアス:日常生活に過度の緊張を強いることのないよう、ある程度までの異常は異常だと感じず正常範囲のものとして処理する心のメカニズム
マイ・タイムラインリーダーとしても頑張らねば

こうした気質というものも、咄嗟の場面で出てくるのかもしれません。なので、これもふまえて、マイ・タイムラインを一度使っておくことお勧めします!
実はここだけの話ですが林先生、マイ・タイムラインはご存知なかったんです。またマイ・タイムラインリーダーとしても頑張らねばと思いました! そして「防災士たるもの率先避難者たれ!」との教訓も忘れてはいけないと思いました!

防災とひとくくりにしても、地震や台風など災害の種類によって対策が違いますから、混乱しなければいいなと思っていたのですが、心配なかったように思います。臆病にならず、またチャンスがあれば、防災のことを堂々と皆さんにお話ししたいと思います!
とはいえ、本当に大事なことは【命を守ること】。ブログにも書きましたので、防災の初歩を噛み砕いて知りたいと思ってくれた方は、ぜひ読んでください! 命を守れなかったら備えも無意味ですからね。
https://ameblo.jp/akai-plutonium/entry-12569997411.html
それでは、おめーら、防災なめてっと承知しねーかんな。
(了)
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!の他の記事
おすすめ記事
-
入居ビルの耐震性から考える初動対策退避場所への移動を踏まえたマニュアル作成
押入れ産業は、「大地震時の初動マニュアル」を完成させた。リスクの把握からスタートし、現実的かつ実践的な災害対策を模索。ビルの耐震性を踏まえて2つの避難パターンを盛り込んだ。防災備蓄品を整備し、各種訓練を実施。社内説明会を繰り返し開催し、防災意識の向上に取り組むなど着実な進展をみせている。
2025/06/13
-
「保険」の枠を超え災害対応の高度化をけん引
東京海上グループが掲げる「防災・減災ソリューション」を担う事業会社。災害対応のあらゆるフェーズと原因に一気通貫の付加価値を提供するとし、サプライチェーンリスクの可視化など、すでに複数のサービス提供を開始しています。事業スタートの背景、アプローチの特徴や強み、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/06/11
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/06/10
-
その瞬間、あなたは動けますか? 全社を挙げた防災プロジェクトが始動
遠州鉄道株式会社総務部防災担当課長の吉澤弘典は、全社的なAI活用の模索が進む中で、社員の防災意識をより実践的かつ自分ごととして考えさせるための手段として訓練用のAIプロンプトを考案した。その効果は如何に!
2025/06/10
-
-
緊迫のカシミール軍事衝突の背景と核リスク
4月22日にインド北部のカシミール地方で起こったテロ事件を受け、インドは5月7日にパキスタン領内にあるテロリストの施設を攻撃したと発表した。パキスタン軍は報復として、インド軍の複数の軍事施設などを攻撃。双方の軍事行動は拡大した。なぜ、インドとパキスタンは軍事衝突を起こしたのか。核兵器を保有する両国の衝突で懸念されたのは核リスクの高まりだ。両国に詳しい防衛省防衛研究所の主任研究官である栗田真広氏に聞いた。
2025/06/09
-
危険国で事業展開を可能にするリスク管理
世界各国で石油、化学、発電などのプラント建設を手がける東洋エンジニアリング(千葉市美浜区、細井栄治取締役社長)。グローバルに事業を展開する同社では、従業員の安全を最優先に考え、厳格な安全管理体制を整えている。2021年、過去に従業員を失った経験から設置した海外安全対策室を発展的に解消し、危機管理室を設立。ハード、ソフト対策の両面から従業員を守るため、日夜、注力している。
2025/06/06
-
福祉施設の使命を果たすためのBCPを地域ぐるみで展開災害に強い人づくりが社会を変える
栃木県の社会福祉法人パステルは、利用者約430人の安全確保と福祉避難所としての使命、そして災害後も途切れない雇用責任を果たすため、現在BCP改革を本格的に推進している。グループホームや障害者支援施設、障害児通所支援事業所、さらには桑畑・レストラン・工房・農園などといった多機能型事業所を抱え、地域ぐるみで「働く・暮らす・つながる」を支えてきた同法人にとって、BCPは“災害に強い人づくり”を軸にした次の挑戦となっている。
2025/06/06
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/06/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方