レジリエンス
-
「南海トラフ地震臨時情報」が発令されたなら
2024年8月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。南海トラフ地震臨時情報に関する解説と対策のポイントについて説明します。
2024/08/20
-
臨時情報を受けて今すぐできること
本年1月に発生した能登半島地震に続いて、自然は私たちに「会社が平常運転の状況で災害が起きるとは限らないんだよ。」と改めて教えてくれている気がします。社員が少ない状況での災害に対する備えや、事業継続対策の必要性がますます増していますね。 本稿では、臨時情報の発表を受けて今すぐにできることを考えてみたいと思います。
2024/08/19
-
BCPは経営の不確実性に追従する
BCPの計画と現実とのギャップを、多くの企業に共通の「あるある」として紹介、食い違いの原因と対処を考える本連載。現在は第2章「BCPの実効性、事業継続マネジメント、発生コスト」のなかに潜む「あるある」を論じています。今回も前回に引き続き、事業継続戦略とは何かについて、筆者の考えを語ります。
2024/08/16
-
実務課題の超ヒント 防災・BCP編その2
「BCPに対する経営層の意欲を高めるにはどうすればいい?」「BCP訓練にコンサルタントの協力は必要?」など、危機管理には悩みが尽きません。本紙はこの半年間で聞いた読者の声を集約、代表的な「Q(Question)」を設定し、危機管理に詳しいコンサルタントに提示して「A(Answer)」をもらいました。危機管理の難問・疑問、その答えは――。
2024/08/15
-
コメ指数先物、取引開始=価格変動に備え―堂島取引所
堂島取引所は13日、コメ指数先物「堂島コメ平均」の取引を開始した。売買の対象とするのは全国各地の銘柄の加重平均価格から算出した指数で、公正な価格の指標と位置付ける。将来の価格変動に伴うリスクを軽減する狙いがあり、堂島取引所はコメ業界関係者に幅広い参加を呼び掛ける。
2024/08/13
-
事業中断を前提に、競争優位性を高める
欧州の金融業界がリードしてきたオペレーショナル・レジリエンスが、日本でも広がりはじめた。2023年4月に金融庁が「オペレーショナル・レジリエンス確保に向けた基本的な考え方」を公表し、金融業では取り組みに拍車がかかる。一方、他の業界では緒に着いたばかりというのが現状だ。オペレーショナル・レジリエンスとは、どういう「能力」を指すのか、KPMGのパートナーである関憲太氏に聞いた。
2024/08/09
-
「来るか来ないか」より「来ても大丈夫か」
8月8日夕刻の地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。救助や復旧、支援にあたられる皆様にもご安全をお祈り申し上げます。今回は初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令され、不安に思う方も多いと思います。しかし、この情報発令はとてもよいことだと考えます。国民と科学者、メディアとの重要なリスクコミュニケーションのチャンスです。
2024/08/09
-
南海トラフ地震「巨大地震注意」の自治体HP表示、対応分かれる
8月8日、宮崎県で震度6弱を記録した地震で南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」がはじめて発令された。リスク対策.comでは南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に該当する自治体のHPで注意喚起の表示を調査。対応が分かれた結果となった。
2024/08/09
-
東海道新幹線、一部区間で減速=南海トラフ地震臨時情報で―JR
JR東海は8日夜、南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、東海道新幹線の三島―三河安城間の上下線で通常より速度を落とすと発表した。少なくとも10分以上の遅れを見込んでいる。1週間程度続く予定という。 〔写真説明〕三島駅(資料)。
2024/08/08
-
危機管理カンファレンス2024秋
危機管理カンファレンス2024秋は、レジリエントな組織文化の構築に向け、企業はどのようにリスクマネジメント・BCM体制を築き上げるているのか、最新の動きや役立つソリューションを紹介します。
2024/08/08
-
事業の継続に影響がある業務に着目して対応計画を
みなさんの職場のBCPは地震災害を対象にした計画が多いかと思いますが、台風や大雨などによる風水害は毎年どこかで発生しているより身近な災害です。本連載では、本連載では、前号の続きで水害を対象としたBCPについて「水害BCPタイムライン」を用いた検討について紹介します。
2024/08/07
-
企業向け火災保険料、引き上げ=10月以降、最大15%―損保大手
東京海上日動火災保険など損害保険大手4社が企業向けの火災保険料を10月以降に引き上げることが6日、分かった。上げ幅は全国平均で最大15%程度の見通し。4社は、企業向け保険料を事前に調整していたとして、金融庁から昨年12月に業務改善命令を受けた。
2024/08/06
-
エマージングリスクと不確実性への対応
今後大きく変化する環境の下で、企業がさらにリスク管理を進化させていくためには、現時点でリスクの概要を十分捕捉できておらず管理対象として消化し切れていない「不確実性」に挑戦していく必要がある。
2024/08/06
-
実務課題の超ヒント 防災・BCP編その1
「従業員の災害ボランティア活動にルールは必要?」「家庭防災への支援はどこまでやればいい?」など、危機管理には明確な答えが存在しないケースが少なくありません。本紙はこの半年間で聞いた読者の悩みを集約、代表的な「Q(Question)」を設定し、危機管理に詳しいコンサルタントに提示して「A(Answer)」をもらいました。危機管理の難問・疑問、その答えは――。
2024/08/05
-
リスクマネジメント先行事例を徹底解説
組織全体で行うリスクマネジメント活動、その導入と運用は容易ではありません。さまざまなハードルを各企業はどうクリアしているのか、先行事例を徹底解剖します。巻頭では、読者が抱える難問・疑問とその回答をQ&Aにまとめ、実務課題の超ヒントとして紹介。定番の企業事例は、本社ビル約3000人の3日間滞在に備える取り組みを掲載しました。
2024/08/05
-
兵庫~新潟沖の海域活断層評価=推定M7以上、25カ所―発生確率は後日公表・地震調査委
政府の地震調査委員会(事務局文部科学省)は2日、日本海側の兵庫県北方沖から新潟県上越沖にかけて分布する25カ所の海域活断層の位置や長さ、推定される地震の規模(マグニチュード=M)を公表した。長期評価の一部だが、今後30年以内の地震発生確率は来年前半までに追加で公表する。
2024/08/02
-
非財務情報の開示動向 その1~国内のサスティナビリティ基準~
8月のESGリスク勉強会の発表者は、国際的なESGの格付け会社CRIF(本社イタリア)日本法人Sales Manager/Business Development Specialistの村上裕貴氏です。
2024/08/01
-
大ガス、工事現場の気象予報サービスを報道公開=大林組と共同開発
大阪ガスは31日、建設工事現場向け人工知能(AI)気象予測サービスを報道公開した。大林組との共同開発で、2024年3月から25年大阪・関西万博の建設現場で実証実験を行っている。 。
2024/07/31
-
軽トラックと組み合わせた水供給システム
物流資材のECサイト「トラデポ」を運営するチームライクは、軽トラックと組み合わせて使用する水供給システム「ウォーターキャリア(軽トラック用)」を販売する。被災地の現場作業にあたった陸上自衛隊から、水害など災害時における飲料水以外の水の確保の課題を聞き取り、“普段も使える防災用品”をテーマに開発したもの。災害時のほか、平常時の水源のない畑や庭などでの水やり、墓の掃除、洗車、魚の運搬などでの活用を提案する。
2024/07/30
-
第250回:欧米企業の意思決定に影響を及ぼすメガトレンド
今回は、さまざまなリスクや人的課題に影響するメガトレンドに対して、欧米の経営層がどのように意思決定をしようとしているかを調べた報告書を紹介する。気候リスクへの対策はなかなか進んでいないのが実情のようだ。
2024/07/30
-
企業を越えたBCP策定支援 ミクニのサプライヤー協力会「風の和」の取り組み
2024年8月の危機管理塾は8月26日16時から行います。今回の発表者は林工業の取締役社長、林雄太氏です。
2024/07/30
-
26年度以降の強靱化計画に着手=政府
政府は30日、関係府省庁会議を開き、2026年度以降の防災・減災、国土強靱(きょうじん)化に関する新たな中期計画の策定に着手すると決めた。25年度で終了する現行の「5カ年加速化対策」の後継計画と位置付ける。今後、有識者会議などで現行計画を評価し、重要施策を整理する。
2024/07/30
-
震災被害を経て伝統を受け継ぐ熊本の料亭店主から能登へのメッセージ
平成28年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城を見上げて「もうダメかもしれない」と呟いたのは、150年の歴史を持つ日本料理「おく村」の店主・奥村賢さんだ。城下町で料亭街として栄えた熊本市新町に店はある。震災以前から近隣の料亭が次々と廃業する中、「おく村」は暖簾と伝統を守り続けてきた。しかし、厳しい経営に熊本地震が追い打ちをかけた。「震災をきっかけに店をたたむ」という選択肢が頭をよぎる。実際に5店舗あった料亭のうち2店が廃業を決めた。そんな中、「おく村」は営業再開を決意、現在も料亭文化を守り続けている。震災後も事業を継続するために何が必要なのか。奥村さんの体験談を元に考えていきたい。
2024/07/29
-
被災地学校、続く心のケア=「眠れない」「思い出してつらい」―識者「支援継続を」・能登地震
能登半島地震で被災した奥能登地域の小・中学校にはスクールカウンセラーが派遣され、児童生徒や教職員のメンタルケアが続く。これまで延べ160人超が現地入りし、「眠れない」「当時を思い出してつらい」など心身の不調を訴える声に耳を傾けてきた。
2024/07/26
-
セキュリティ&リスク・マネジメントサミットが開幕
ガートナーがセキュリティ&リスク・マネジメントサミットが、24日に開幕した。
2024/07/25