2017/09/22
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
LEDで手作りランタンを作ろう!

まずは、LEDだけは準備しておこうよという話です。
いまさら電力を多く使う電球タイプのイラストを多用するのはやめてほしいという話を以前書きました。電球タイプを使わなければ単1の電池が必要になるのは、家庭ではコンロくらいです。だから、単1電池の作り方も不要になります。使うべきはLEDヘッドランプ。そして、それは生活で結構役立つし、災害時、ランタンを作ることも可能になります。
詳しくはこちらの記事を見てください。
■台風が来たら、家族みんなで影絵遊び?!LEDライトを普段から楽しく使おう!
電球型の懐中電灯はNG!LEDはヘッドランプがおススメ
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2001
また白熱電球は熱くなって火事の危険がある点についてはこちら。
■明治神宮外苑展示物火災による悲劇を2度と繰り返さないための5つの知見
こどもの白熱電球によるやけども多数。遊び場には絶対に置かないで!
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2116
ということで、イベントでは、LEDろうそくを準備しました。なんでろうそくかというと、それは、私がろうそくが好きだから!!そこか、と言われそうですが、最も焚き火に近い感じがするので好きなのですー。そして、10個500円くらいで購入できるので、ハンドメイドに最適!

このLEDろうそくは 本物のろうそくのティーキャンドルと同じサイズなので、ティーキャンドル用のキャンドルホルダーにそのまま使えます♪

光の進み方は、「ちょくしん」「くっせつ」「はんしゃ」!
ところで、こどもたちに必ず伝えたいと思っているのは、こちら。光の進み方は直進・屈折・反射だということ。これは、中学生で習うそうですが、日常に光があるのだから、この言葉は覚えていてほしいです。こどもたちは記憶力があるので、3回唱えると覚えてくれます!

光はまっすぐ進むのが大好き。その中でもLEDは特にまっすぐが大好き。だから、別の進み方、屈折や反射を利用して、横にも光を広げてあげよう!という具合に理屈を説明して応用を伝えます。
レジ袋やペットボトルでランタンができますと結論だけ教えてしまって、仕組みを説明しないというのでは、応用できない人を生み出すばかり。なぜレジ袋でできるかというと、半透明のものだと、直進が妨げられて反射するので、横方向にも広がるからですよね♪
だから、やり方や「正解」を人に教えてもらう人じゃなく、学校で習う 光の進み方を理解して、応用できる人になろうよってこどもたちには伝えるようにしています。
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