2024/10/25
防災・危機管理ニュース
ロシアのプーチン大統領は24日、同国中部カザンで議長を務めた新興国グループ「BRICS」首脳会議の閉幕に際して記者会見し、新たに加入を希望する「パートナー国」のリストを今後詰めることで各国が合意したと明らかにした。現時点でリストを公表しない立場を示した。
加盟国に次ぐ資格として新設するパートナー国の数について、ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は13カ国と指摘。ロシアの一部メディアは24日、東南アジア4カ国や旧ソ連構成国など13カ国を列挙して報じたが、最終合意はしていないとみられる。
加盟国の拡大には中国が前のめりな一方、インドなどは慎重とされる。プーチン氏は記者会見で「BRICSは閉鎖的でなく、価値観を共有する国に開かれている」と述べた。「パートナー国の資格新設を通じて拡大する」ことが今回話し合われたと説明したが、国名が公表されるのは来年の議長国ブラジルが各国を招待する際になるという見通しを示した。
報じられたパートナー国はアルジェリア、ベラルーシ、ボリビア、キューバ、インドネシア、カザフスタン、マレーシア、ナイジェリア、タイ、トルコ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナム。ベラルーシのルカシェンコ大統領、ボリビアのアルセ大統領は自国が既にパートナー国に認められたと発表した。
〔写真説明〕24日、ロシア中部カザンで記者会見するプーチン大統領(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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