新着一覧
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戸別受信機、機能削減し低価格モデル
消防庁は6日、「防災行政無線等の戸別受信機の標準的なモデル等のあり方に関する検討会」の第2回会合を開催。高齢者宅などに安全のため設置される戸別受信機の低価格化のため、機能を限定した戸別受信機の標準的モデル案をまとめた。主要な13機能のうち、複数の乾電池への対応機能など5機能を省く方針。今年度末に最終的なとりまとめを行う。
2017/12/07
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次期地震調査研究基本施策へ課題整理
文部科学省を中心とした政府の地震調査研究推進本部は6日、政策委員会の「新総合政策基本施策レビューに関する小委員会」の第7回会合を開催。現行の地震調査研究の原則となっている「新総合基本施策」における実績や課題をまとめる報告書の構成案を公表した。課題については多様な意見を掲載し、2019年度から適用される次期総合基本政策の策定に生かす方針。
2017/12/07
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国立情報学研究所とLINE、防災共同研究
国立情報学研究所(NII)とLINEは11月27日、研究の発展や研究開発業務の強化を図るための共同研究に関する覚書を締結し、2018年度に共同研究部門を設置するなどの具体的な取り組みについて協議を始めたことを発表した。「Robust Intelligence」(ロバストインテリジェンス)と「Social Technology」(ソーシャルテクノロジー)を主軸として、防災や子育てなど公共インフラ、教育、高齢者・弱者の見守り支援など社会課題を解決するための強靱な知識基盤の研究に取り組んでいく。
2017/12/07
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実践的演習でサイバー防御力向上を
サイバー攻撃が増加・巧妙化する中、企業にはセキュリティシステムの構築だけでなく、それを支える人材育成が急務となっている。サイバーセキュリティ人材育成トレーニングプログラムの「デロイト サイバーアカデミー」を提供するデロイト トーマツ リスクサービスの丸山満彦社長に話を聞いた。
2017/12/07
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寝る前に締めて助かる命かな
「寝る前に寝室のドアを閉める習慣」を付けるだけで、火災によるやけどや一酸化炭素中毒・窒息などから命が助かる可能性が高くなる。上記の表から、火災による死因別死者発生原因のほとんどは、やけどと室内延焼時に発生する一酸化炭素を吸引したことによる窒息事故であることがわかる。 また、2013年中の火災による死者数(放火自殺者等を除く)1278人のうち、逃げ遅れが670人で52.4%を占めており、そのうちの225人(17.6%)が、「発見が遅れ、気づいたときには火煙が周り、すでに逃げ道が無かったと思われる(全く気づかなかった場合を含む)」と報告されている。
2017/12/06
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通知音と音声で事故注意地点を案内
株式会社ゼンリンデータコムは1日、危険箇所を案内するAndroid端末専用の無料カーナビアプリ「転ばぬ先のナビ」をリリースしたと発表した。阪神高速道路株式会社が提供した事故注意地点情報を基に、阪神高速上の事故注意地点となる約60カ所で画面表示と発話による注意喚起を行う。自動更新するゼンリンの最新地図表示、VICS渋滞情報や規制情報などリアルタイムな交通状況の提供、交差点や分岐での音声案内、方面看板や交差点拡大図による誘導案内など、本格的なナビ機能も提供する。アプリの提供は2018年2月末までの予定。
2017/12/06
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防災セット「いぬのそなえ」開発へ
株式会社PECOは11月27日、生活者視点で防災・減災に取り組む専門組織「+ソナエ・プロジェクト」と共同で、ペットの防災対策を日本中に広めるためのプロジェクト「ペット防災」を発足し、第1弾として、犬専用の防災セット「いぬのそなえ」の開発に取り組むと発表した。獣医師の平林雅和氏監修のもと、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」(キャンプファイヤー)を活用し、「災害時本当に役立つ一箱」をコンセプトに、良質なアイテムを厳選する。
2017/12/06
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官民災害情報のICTでの一元化で方針
内閣府を中心とした政府の中央防災会議は5日、「国と地方・民間の『災害情報ハブ』推進チーム」の第3回会合を開催した。災害時の国、地方自治体、民間企業による情報共有システム「災害情報ハブ」の方針が示された。関係団体がICTを積極活用。現場での情報収集や整理には防災科学技術研究所が中心に整備するSIP4D(府省庁連携防災情報共有システム)を活用する方向。情報ごとに提供範囲や期間を決めていく。
2017/12/06
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水門の土木構造物の安全性を注視
国土交通省は5日、「海岸保全施設における水門・陸閘(りっこう)等の維持管理マニュアル策定検討委員会」の第4回会合を開催した。津波や高潮対策で重要な水門や陸閘といった施設の管理に関する手引きを、主に堤防や護岸についてまとめている既存の「海岸保全施設維持管理マニュアル」に入れた、同マニュアルの改訂案が提示された。点検の内容や土木構造物部分のチェックなどを盛り込む。今年度中に最終的にまとめる。
2017/12/06
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平時から考える。企業で身近な感染の話
BCPは何も災害時だけのものではありません。社員がインフルエンザなどの感染症でバタバタ倒れてしまったら、戦力の低下は免れません。今日は皆さんが知っていることも多いと思いますが、まずは基本から話していきます。 感染は、次のような経路があって成立すると言われています。微生物やウイルスなどの病気の原因があり(病因)、それを取り込む人や環境がある(病原巣)。それを取り込みやすい傷口や口などの開口部があって(排出門戸)、伝播する経路があり(伝播経路)、別のものにそれを移す(侵入門戸)。そしてそれらを受け入れやすい人がいて(感受性宿主)、感染が成立します。
2017/12/06
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米国における BCM の実態
米国の BCM 関連情報 Web サイト「Continuity Insights」(注 1)は 2017 年 8 月に、KPMG LLP(注 2)と共同で「The 2016 Global Business Continuity Management (BCM) Program Benchmarking Study」という報告書を発表した(以下「本報告書」と略記)。これは主に Continuity Insights の読者を対象として 2015 年 11 月から 2016 年 2 月にかけて実施された、オンラインでのアンケート調査に基づいており、349 名からの回答を集計した結果がまとめられたものである。なお、回答者の 65% は米国に本拠地を置く組織に所属している。
2017/12/05
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センサーを用いた構造物モニタリング
大成建設は11月29日、横河電機、長野日本無線、東京大学と共同で、変形や振動を測るMEMSセンサーを用いた構造物の挙動の計測結果から、迅速に構造物の健全性を評価するモニタリングシステム「T-iAlert Structure」を開発、実証実験を行い、その有効性を確認したと発表した。地震発生後に構造物の健全性を迅速に判断することで、その後の余震による二次災害を回避でき、インフラ構造物や生産施設などのBCP(事業継続計画)の早期立案が可能になる。
2017/12/05
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市町村BCP策定、22ポイント増64.2%
消防庁は1日、地方自治体のBCP(業務継続計画)策定状況の調査結果を発表した。調査対象は47都道府県と1741市区町村。6月1日現在、BCP策定率は都道府県が100%、市区町村は1117団体で前年比22.3ポイント増の64.2%。
2017/12/05
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病院の耐震化やBCP策定、通信充実へ
東京都は1日、「東京都医療審議会」の今年度第3回会合を開催。2018~23年度までの第6次東京都保健医療計画の素案をまとめた。今月パブリックコメントの募集を実施する。災害時拠点病院の耐震化やBCP(事業継続計画)策定といった災害医療や救急についても今後の取り組みを盛り込んでいる。
2017/12/05
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耐久・デザイン性ある備蓄品の収納箱
DCMホールディングス株式会社は、耐久性やデザイン性があり、仕切れるタイプなど、利便性が向上した収納箱「DCM ブランド ホームストッカー」を4日より順次販売すると発表した。防災備蓄品、レジャー用品、ランドリー用品、おもちゃの収納に活用できる。
2017/12/05
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パンダ人気の上野動物園で対テロ訓練
警視庁は4日、東京・台東区の上野動物園でテロ対処合同訓練を実施。上野署や動物園関係者など約50人が参加した。赤ちゃんパンダ「シャンシャン」の一般公開や2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた警備強化の一環。車で突入し人質をとったテロリストの制圧や、社内の爆発物の処理の訓練を行った。
2017/12/04
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各地域によるカスタマイズと、自律成長するメカニズムが必要
内閣府(防災)普及啓発・連携担当は11月26日、宮城県仙台市で開催された「ぼうさいこくたい2017」において「あの時地区防災計画があれば‥」と題したセッションを開催した。進行は東京大学生産技術研究所准教授の加藤孝明氏。 セッションで講演した兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教授の阪本真由美氏は、九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市杷木地区の対応を発表。「杷木地区は2012年にも豪雨で被災し、その後住民たちは『自分たちの身は自分立ちで守る』と、自分たちで独自のハザードマップを作成したり避難所運営を訓練したり、非常に意識が高かった。しかしそれでも、以前被災した家が再び被災するなど、被害は繰り返された。地域が主役だけで本当にいいのだろうか」と問題を提起した。
2017/12/04
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公衆無線LAN、利用者追跡などで意見
総務省は1日、サイバーセキュリティタスクフォース「公衆無線LANセキュリティ分科会」の第2回会合を開催。2020年東京オリンピック・パラリンピックや訪日外国人の増加で整備の進む公衆無線LANについて、民間企業からの構成員による意見表明が主に行われ、事件があった際などに重要な証拠となるトレーサビリティ(利用者追跡)や安全性などについて話し合われた。
2017/12/04
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東京都、賞味期限近い備蓄13万食配布
東京都は1日、2018年1月末に賞味期限を迎える防災備蓄食品である乾パン約13万食を無償配布すると発表した。立川市にある東京都立川地域防災センターと、江東区にある水素情報館「東京スイソミル」で配布する。
2017/12/01
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国交省、羽田で最先端監視システム実験
国土交通省は2~19日にかけて東京・大田区の羽田空港国際線ターミナル到着ロビーにおいて先進的警備システムの実証実験を行う。最新のカメラや顔認証や人工知能(AI)などを活用した画像・映像解析システムを使用。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてのテロ対策の一環で民間企業8社が協力。結果は今後の空港警備強化に向け活用される。
2017/12/01
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20代「防災対策していない」53%
エフ・ジェー・ネクストは11月28日、首都圏のワンルームに単身入居している未婚の20~30代の社会人400人を対象に、防犯・セキュリティー、防災など“安心・安全”に対する意識をテーマにしたアンケートを実施したと発表した。防犯対策としてやっていることは、「飲料水の備蓄」「食料品の備蓄」が上位、20代の53.0%が「特にしていない」などの結果が出た。
2017/12/01
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AIでサイバーセキュリティ向上へ
エムオーテックス(以下MOTEX)は11月30日、サイバーセキュリティに関するイベント「Unbelievable Tour in Japan #2」を東京・港区の品川グランドホールで開催した。同社がOEMパートナー契約を結んでいる米サイランス社のスチュアート・マクルーアCEOが講演。人工知能(AI)によるセキュリティ向上などについて話した。
2017/12/01
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クレーム解決のノウハウを情報発信
日本アイラック株式会社は11月28日、苦情・クレームの多様化に対し、クレームの解決方法を学べるサイト「クレームナビ」を開設したと発表した。定期更新される連載やコラム記事を通して、日々の頭を悩ませる苦情・クレームを解決に導くノウハウを情報発信する。同社の苦情・クレーム対応サービス窓口もあり、個々のニーズに合わせたソリューション提案もしていく。
2017/12/01