新着一覧
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防災に資する観測研究計画の継続へ
文部科学省は10月31日、第9期科学技術・学術審議会 測地学分科会 地震火山部会「次期観測研究計画検討委員会」の第1回会合を開催。2019~23年度の次期地震火山観測研究計画のたたき台案を示した。現行の観測研究計画同様、防災・減災への貢献を目指す。
2017/11/01
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低価格水位計、観測間隔など基準案
国土交通省は10月31日、「危機管理に対応した水位観測検討会」の第2回会合を開催した。低コスト水位計の基準について各項目の案を提示した。5年間継続して観測可能な電源容量を確保するほか、一定以上の水位に達した場合は5分以内の間隔で観測を行いデータ送信する方針。
2017/11/01
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もう一度見直そう、あなたと企業の備蓄品
企業の備蓄を見直す前に、あなた自身の備蓄品を見直してみてはいかがだろうか?会社にいる時間を1日8時間とすると、24時間のうちの3分の1。さらに年間トータルでみると、企業に年間120日の休日があるとして、実は会社にいる時間は1年間のうちの2割強程度にしかならない。企業が備蓄しているだけでは、あなた自身が生き延びるためには不十分なのだ。守られる側から守る側に回るために、もう一度自分自身の備蓄を確認してほしい。
2017/10/31
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南海トラフ、異常から最短2時間で分析
気象庁は11月1日から南海トラフ地震に関する情報について新たな発表体制をとる。26日、当面の運用について発表した。南海トラフにおいて大規模地震に関連する異常を観測した場合、最短2時間後程度で分析した臨時情報を発表する。
2017/10/31
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消防局員の体調見守りIoT実証実験
ミツフジ株式会社(本社:京都府精華町)は27日、福岡市消防局の消防学校で、同社のウェアラブルIoT製品で心拍、筋電、呼吸、脳波などの生体情報を収集できる「hamon(ハモン)」を使用し、教育訓練と研修時の見守り実証実験を11月7日より開始すると発表した。受講する消防局員がhamonを装着し、RRIや加速度の取得を行う。得られたデータを元に心拍数の算出、ストレス値の算出、体調の検知、転倒の検知などのロジックの開発、精査を行い、体調見守りサービスのレベル向上と、ビジネス展開に生かしていく予定だ。
2017/10/31
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観測網コスト削減や人材育成など推進
文部科学省が中心となっている政府の地震調査研究推進本部は30日、「新総合基本施策レビューに関する小委員会」の第6回会合を開催。現行の地震調査研究の原則となっている「新総合基本施策」における基盤観測網の維持・管理や人材育成・確保、研究成果の国民向けや国際的な発信について話し合われた。現・総合基本施策下での実績や課題についての報告書のたたき台は年内に提示される予定。
2017/10/31
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帰宅困難者対策は補助や外部協力拡大で
災害時の一斉帰宅を抑制し、企業に備蓄を促し都が帰宅困難者の一時滞在施設確保に努める「東京都帰宅困難者対策条例」が施行されて4年が経過した。都内一時滞在施設の受け入れ人数については7月1日現在で32万8374人と目標である92万人の3分の1程度にとどまっている。首都直下地震が発生した場合、500万人以上の帰宅困難者の発生が予測される東京。都の取り組みについて取材した。
2017/10/31
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発災初日分用A4サイズ備蓄キット
レスキュープラスが販売する「備災箱」(9月4日発売開始)は、災害発生後、最初の1日を過ごすために最低限必要となる1人分の食料と生活用品を化粧箱にコンパクトに収納したもの。会社が全従業員の3日分の生活必要物資を備蓄していたとしても、熊本地震のように天井の崩落などで社内にとどまることができないような地震災害が発生した場合、備蓄品が取り出せなくなる可能性があるため、従業員一人一人が緊急時に持ち出しやすいよう大きさや形状を工夫した。
2017/10/31
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首都直下地震、行き場のない1000万人
東京都に居住したり、働いたりするうえでまず押さえておきたい数字がある。東京都の人口は2017年10月現在で1374万人。平日の昼間であれば、近隣県から働きに来る人も多いため、東京都の昼間人口は1557万人(2010年内閣府発表数字)にまで膨れ上がる。
2017/10/30
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太陽電池とLEDで標識と足元灯
エコフューチャー株式会社(本社:兵庫県宝塚市)は、電源なしで標識の表示面と路面をLEDで照らし出す、足元灯(フットライト)機能付きコードレスLED防災サイン「デザインソーラーパネル」の受注を11月1日より開始すると発表した。災害による停電時にも点灯し、標識に表示された避難経路や避難場所情報を視認できることで、迅速な避難が可能となる。価格はオープン価格。
2017/10/30
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港湾施設点検の安全向上へドローン活用
国土交通省は港湾施設や風力発電機、船舶といった海洋分野での点検のドローン活用を推進し、安全性や生産性の向上を図る。27日、「海洋分野の点検におけるドローン活用技術に関する連絡会」を開催。研究を進め、点検事業者向けドローン活用のガイドラインの2019年度策定を目指す。
2017/10/30
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119と同時に医療従事者らにSOS
Coaido(コエイド) 株式会社は26日、豊島区・池袋エリアで実装を開始しているアプリ「Coaido119」(コエイド119)の一般利用者登録を11月1日より開始すると発表した。119番通報と同時にアプリの受信登録をしている医療有資格者や救命講習受講者、AED設置者にSOS信号を届けることができる緊急情報共有アプリ。事前に登録したAED設置施設に自動電話がかかる「AEDエリアコール」とも連動していて、救急車到着まで市民による迅速な救命処置を促す。利用は無料。
2017/10/30
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緊急地震速報訓練に全自治体参加
内閣府と消防庁、気象庁は25日、11月1日に実施する緊急地震速報の訓練の参加機関を発表した。全47都道府県と全1741市区町村が参加。1120団体は行動訓練や情報伝達訓練も行う。配信は午前10時の予定。
2017/10/30
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「川の防災情報」台風21号でPV過去最多
国土交通省は26日、水位や雨量といった河川情報をリアルタイムで配信する同省のホームページ「川の防災情報」へのアクセス数が、台風21号が上陸した22~23日にかけて過去最大になったと発表した。2008年4月の同サイト開設後、最悪規模の水害となった2015年関東・東北豪雨の時のアクセス数を1時間、24時間いずれも大きく上回った。
2017/10/27
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「防災製品大賞2017」で27品目が受賞
一般社団法人・防災安全協会は12日、今年創設した「防災製品大賞2017」の防災製品、災害食・非常食、復興支援、新製品・開発の4部門で金・銀・銅賞・奨励賞、特別賞を決定したと発表した。全国73社から120品目の防災製品がエントリーし、27品目が選出された。
2017/10/27
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東京東部、洪水時最大175万人早期避難
内閣府を中心とした政府の中央防災会議は26日、「洪水・高潮氾濫からの大規模・広域避難検討ワーキンググループ(WG)」の第5回会合を開催した。東京都東部の墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区のいわゆる江東5区に台風と高潮が同時に襲った場合、最大175万人が浸水区域外に避難する必要があること、台風上陸の24時間以上前には避難を開始することが望ましいことなどが報告された。年内をめどに大規模水害時の広域避難についてとりまとめを行う。
2017/10/27
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EMP備え海外サプライチェーン充実を
デロイト トーマツは26日、「グローバルビジネスリスク記者勉強会」を開催。デロイト トーマツ 企業リスク研究所主任研究員の茂木寿氏が、北朝鮮による電磁パルス(EMP)攻撃の恐れ、米国政権の不安定化、ミャンマーでのロヒンギャ問題について解説した。
2017/10/27
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Chromeでの保存・印刷禁止を設定
株式会社ティエスエスリンク(本社:徳島県徳島市)は24日、ウェブコンテンツ向け情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.10」と、保護されたPDFやMicrosoft OfficeファイルをGoogle Chromeでも閲覧できる「Chrome対応オプション」を発売すると発表した。ウェブに公開されているPDFやMicrosoft Officeファイル(Word/Excel/PowerPoint)でのダウンロード(保存)、印刷、コピーを禁止し、閲覧表示のみにすることで情報漏えいを防止する「パイレーツバスター AWP」の新機能。Google Chromeでのダウンロード禁止や印刷禁止を設定できる。
2017/10/26
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マルウェア感染端末を隔離、流出防ぐ
ネットワンシステムズ株式会社は25日、マルウェア感染端末からの情報流出を防ぐ、セキュリティ監視・運用サービス「MDR(Managed Detection and Response)サービス」を12月より提供開始すると発表した。感染時の不審な挙動を検知して対処し、不要なアクセス経路の可視化・遮断によって情報流出のリスク自体も低減する。
2017/10/26
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都立病院、アクシデント報告4割増
東京都は25日、「都立病院医療安全推進委員会」の今年度第1回会合を開催。2016年度インシデント・アクシデントレポートの集計結果を公表した。8都立病院における2016年度の日常診療の場での「ヒヤリハット」事例である「インシデント」と、患者に変化が生じ、治療や処置を要した「アクシデント」は計2万6107件で前年度比7.4%増だった。8病院の総病床数は4997床で、1病床あたりのレポート数は7.2%増の5.22件。
2017/10/26
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外国人などへの音声案内充実へ企業連合
ヤマハなど167の企業・団体は25日、「SoundUD推進コンソーシアム」を設立。東京・墨田区の両国国技館で決起大会を開催した。訪日外国人や障害者に向けてアプリやデジタルサイネージなどに対応した技術を用いて、避難誘導や案内のアナウンスをわかりやすく伝えることを目指す。また同日、国技館において消防庁と共催で地震と火災を想定した避難訓練を行った。
2017/10/26