新着一覧
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5つのFBI (Fire Behavior Indicators=火災対応指標)を覚えよう!
火災件数が年々減り、数年後には大量退職者時代を迎え、全国的にほぼ同時期に消防士が若年化する現状のなかで地域消防力を維持するためには、より現場に合った訓練を日々行い、社会事情のスピードに消防行政も追いついていかなければならないと思います。 実はアメリカの消防も同じく、数年後には大量退職者時代を迎えます。2011年9月11日の同時多発テロを受け、343名の殉職者を経験したニューヨーク市消防局の消防学校では、短期間で充足人数を補充するためにほぼ1ヶ月で初任課教養を終え、消防学校で学ぶよりも実際の現場で経験するを優先させます。そのために、まず一番出動回数の多い火災防御活動のさまざまなコンセプトをわかりやすく教えました。
2017/10/19
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ドローン向け気象情報提供の実証実験
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と日本気象協会は18日、24~26日の3日間、「ドローン向け気象情報提供のデータ連携」と「ドローンによる気象観測」の実証実験を、福島県南相馬市の福島浜通りロボット実証区域で実施すると発表した。実証試験の結果をもとに、ドローン向け総合気象情報提供機能の開発を進め、ドローンの利活用拡大と安全で効率的なドローン運航の実現を目指す。同期間中に日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)が主催する「2017年度JUTM福島社会実証:人とドローンが共生する未来社会の実現に向けて」に参加する17事業者に気象観測や予測のデータを提供し、より多くの利用者のニーズの把握を行う。
2017/10/19
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Wi-Fi脆弱性、パッチ提供確認を
16日、無線LAN(Wi-Fi)の通信規格であるWPA2に脆弱性が見つかったことから、総務省と情報処理推進機構(IPA)は注意喚起を行った。主要メーカーのパッチ提供を確認し、あればすぐにあてることが重要。
2017/10/19
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関東地方知事会、防災推進へ八ッ場視察
東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県の知事で構成する関東地方知事会は18日、今年度定例第2回関東地方知事会議を群馬県高崎市のホテルメトロポリタン高崎で開催した。これに先立ち、同県長野原町にある利根川水系吾妻川の八ッ場ダムの視察を実施。会議では国への提案・要望として東京都が提案した北朝鮮の核・ミサイル対策や静岡県が提案した災害対策などが話し合われ、承認された。
2017/10/19
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どんな時でも、被災地に明かりをともしたい
今年の夏、とある防災関連の展示会に行くと、ひときわ大きく目立つ4.5メートルほどの街灯が目に入った。ネクサスクリエーション(愛知県豊田市)が製造・販売する「あんしんポール(災害対策用自立型街灯)」だ。天井には太陽光パネルを貼り、オリジナルのバッテリーで停電時でも3日間のLED照明の点灯が可能なほか、緊急地震速報の放送、非常用コンセント、Wifi、衛星電話、AED、防災備蓄など一時避難場所に必要なありとあらゆる機能を詰め込んだ。なぜこのような商品を開発したのか。同社代表取締役の酒井直樹氏に話を聞いた。
2017/10/18
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災害時のシステム復旧を自動化し、復旧状況を可視化
日本IBMは12日、災害時などにダウンしたシステムを自動復旧させるソリューション「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」を発表した。ライセンス価格は保護対象とする仮想マシン1台につき12万3800円~(税抜き)。11月1日から提供開始する。「ドライ・ラン」と呼ばれる、本番環境と並行してシステムを検証できる機能を搭載したほか、ダッシュボードではRPO(目標復旧時点)、RTO(目標復旧時間)、データ同期状況を可視化。リカバリー対応状況を分かりやすく把握できるようにした。
2017/10/18
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救急搬送、高齢者以外に乳幼児も多数
東京消防庁は17日、2016年「救急搬送データからみる日常生活の事故の実態」を発表した。2016年の都内(稲城市と島しょ部を除く)の日常生活事故による救急搬送者数は前年比2.6%増の約13万1925人。65歳以上の高齢者が54.7%を占めているがそれ以外では0~4歳の乳幼児が多い。乳幼児の身近な事故として歯みがき中の事故を取り上げている。
2017/10/18
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保育所・幼稚園の事故防止をサポート
インターリスク総研は17日、保育所・幼稚園向けに「事故防止・再発防止対策サービス」を開発し提供を開始したと発表した。保育の質の向上や事故防止を目的とし、セミナー・研修会への講師派遣、ヒヤリハット事例などの分析・報告書作成、新型インフルエンザ等BCP(事業継続計画)策定支援、事故防止・再発防止に関するマニュアル策定支援などを行う。
2017/10/18
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災害情報集約、自治体用防災システム
株式会社PIJINは2日、インフォコム株式会社と共同で、災害情報を多言語でリアルタイムに受け取れる「ユニバーサル防災タウンシステム」の開発に取り組み、2018年春より提供開始すると発表した。インフォコムの情報管理ポータルシステム「BCPortal」(ビーシーポータル)を基に産学官で開発した「災害救急医療・福祉情報システム」と、同社の多言語インフラ・プラットフォーム「QR Translator」をベースに、主に地方自治体を対象に提供する。災害時、災害対策本部は避難者状況や避難所情報などを受け、施策に生かすことができる。
2017/10/18
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カスペルスキー、サイバー捜査協力を継続
カスペルスキーは16日、国際刑事警察機構(インターポール)と2014年9月に締結した脅威インテリジェンスの共有を主とした協定を更新したと発表した。期限は無期限。サイバー犯罪への対抗へ両者で連携し情報を共有する。
2017/10/18
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熊本の活断層研究や津波予測を報告
文部科学省を中心とした政府の地震調査研究推進本部は16日、調査観測計画部会の第80回会合を開催した。2016年の熊本地震をふまえた活断層調査の成果や高知県沖から日向灘にかけての南海トラフ西側での海底地震・津波観測システムの整備についての中間とりまとめ、津波予測について報告が行われた。
2017/10/17
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潜在看護師の力で地域防災が変わる
2017/10/17
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国交省、査定効率化で台風18号復旧支援
国土交通省は10日、9月の台風18号で被災した大分県、京都府、愛媛県、鳥取県、兵庫県、香川県、岡山県での災害復旧事業の査定効率化について発表した。現地調査不要で書面による被災状況査定による上限額を引き上げるほか、大分県については査定用資料を簡素化する。
2017/10/17
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管理者免責など帰宅困難者対策で方向性
東京都は16日、「今後の帰宅困難者対策に関する検討会議」の第2回会合を開催。「帰宅困難者対策の取組の方向性について」の骨子案を提示した。首都直下地震が起こった場合、都内だけで約517万人出ると予測されている帰宅困難者対策の基本的な考え方として共助の意識を根づかせるほか、今後の課題としては一時滞在施設の管理者への免責、要配慮者の優先などが挙げられた。
2017/10/17
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熱中症リスク予知「スマート消防服」
帝人(本社:大阪市北区)は2日、「消防機能向上への取り組み」の一環として、ウェアラブルデバイスを内蔵した「スマート消防服」を開発し、熱中症リスク予知に成功したと発表した。消防隊員が身に着けている衣服内の温度や位置情報などの通信が可能で、火災現場や消防本部などの管理システムにリアルタイムで送信できる。共同研究先である大阪市立大学が大阪市消防局とともに行った実証実験データを分析した結果、深部体温の予測による熱中症リスクの予知に成功。熱中症リスクの予知や管理を行うシステム構築が可能になる。
2017/10/17
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海外出張者にSMS一斉連絡サービス
JTBグループのJTBコーポレートセールスは2日、海外出張者の安心・安全をサポートする危機管理に特化したメール配信サービス「アラート☆スター」に、NTTドコモグループのMobile Innovation Company Limited(タイ・バンコク)と共同で企画・開発した「SMS一斉連絡サービス」を追加すると発表した。情報配信や安否確認に使うことができ、安否確認の集計結果を円グラフと表でリアルタイムに確認することが可能だ。
2017/10/16
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災害医療強化など次期6カ年計画案報告
東京都は13日、「東京都医療審議会」の今年度第2回会合を開催。「東京都保健医療計画推進協議会」でとりまとめた2018~23年度までの第6次東京都保健医療計画の骨子の報告を受けた。11月に素案をまとめ、その後11月から2018年1月をめどにパブリックコメントの募集などを実施。今年度中に次期計画を公表する。災害時拠点病院の耐震化やBCP(事業継続計画)策定といった災害医療や救急についても今後の取り組みを盛り込んでいる。
2017/10/16
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水門管理、堤防・護岸マニュアルに追加
国土交通省は13日、「海岸保全施設における水門・陸閘(りっこう)等の維持管理マニュアル策定検討委員会」の第3回会合を開催した。津波や高潮対策で重要な水門や陸閘といった施設の管理マニュアルについて新規策定の方針を、主に堤防や護岸についてまとめている既存の「海岸保全施設維持管理マニュアル」改訂で対応する方針に改める。大規模施設と小規模施設の分類を行うほか、災害発生後の設備の臨時点検も盛り込む。今年度中に最終マニュアル案をとりまとめる方針。
2017/10/16
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ドローンに装着可能な赤外線カメラ
株式会社スカイロボットは9月28日、小型のドローンに装着できる脱着式の赤外線カメラ装置「SKYFUSION(スカイフュージョン)」を10月2日から販売すると発表した。手持ちの小型ドローンにFLIR VUEシリーズの赤外線カメラを装着し、標準装備の可視光カメラと同時に使用することで、各種の点検・監視業務を行うことが可能だ。
2017/10/16
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ネタとしていじって学ぶ。「東京防災」の使い方♪
最初にお断りです。「東京防災」、決して批判したい訳じゃないのです。そうではなく、東京都のものでありながら、広く多くの地域の方に読まれ、ダウンロードされています。これってすごいことですよね!だから教材にしやすいのです。 どの地域で説明しても、「見たことある!」って言ってもらえます。イラストも豊富です。そんな、東京防災の存在にはほんとに感謝しています。だからこそ、ネタにしちゃいますが、よりじっくり多くの方の意見も取り入れて、今後のさらに役立つものに発展していってもらえればいいなと思っています。東京防災に愛をこめて!今からいじります!
2017/10/13
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高齢者救急搬送、約8割が転倒
東京消防庁は12日、「救急搬送データからみる高齢者の事故」について発表した。2016年の交通事故を除いた日常事故による都内(稲城市と島しょ部を除く)65歳以上の高齢者救急搬送人員は前年比5.9%増の7万2198人。2012年比では21.5%増となっている。2016年の搬送の原因は「ころぶ」こと転倒が81.5%を占めている。
2017/10/13
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五輪会場などで外国人や障害者避難訓練
消防庁は12日、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け今月から12月まで全国6カ所で訪日外国人や障害者に配慮した災害情報伝達・避難訓練を実施すると発表した。実施するのは大会会場となる東京・墨田区の両国国技館と調布市の味の素スタジアム(大会期間中の名称は東京スタジアム)、京都市の旅館・ホテルである渡月亭と京都ホテルオークラ、交通機関は神奈川県川崎市のJR・京急川崎駅および周辺施設、東京・大田区の羽田空港国際線ターミナル。
2017/10/13
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IoT機器のデータ盗難や改ざん防止
凸版印刷は10日、生活家電や計測器、農業用センサーなどIoT機器のICチップにセキュア情報を書き込むことで安全性を確保する、共通鍵暗号方式の仕組みを用いたセキュリティサービスを10月下旬から提供開始すると発表した。IoT機器のデータを暗号化し、秘密鍵がなければ復元することができない。データの盗難や改ざん、乗っ取りを防止できるサービスだ。
2017/10/13